CADによる三次元モデリングって楽しい…… | 高木鉄工のブログ

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NC旋盤・マシニングセンタによる機械加工、熟練職人による手仕上、産業機械の設計・組立等モノづくりのスペシャリスト集団・高木鉄工株式会社のブログです。CAD/CAMによるNC機械加工プログラムオペレーターが毎週金曜日に記事を更新

先週の記事の続きで、こちらもホームページ内過去ブログの抜粋になります。

私の仕事は工作機械のNCデータ作成がメインです。

 

複雑な加工がある場合、形状を把握する為に図面を見ながら三次元モデリングをする場合があります。

最近3D-CADを始めた方々はおそらくいきなり三次元モデリングから始められることだと思いますが、私(も含めて昔から機械製図経験のある人)の場合はまず受領図面通りの2次元図面(平面図・正面図・側面図・他断面図&投影図)を起こしてそこからモデリングを行います。

 

弊社で使用するCADソフト(MasterCAM)のユーザーインターフェイスとの相性もあるかもしれませんが、私は学生時代も含めると30年くらいCADを使っており、元はドラフター等を使用した平面の機械製図経験もある為、一度2次元図面を画いた方が納まりを頭の中でイメージしやすいというのがあります。

 

2次元作図が終わったら、作成した図形要素を利用して三次元モデリングを行いますが、守秘義務上現在作業中の画面を本ページに貼れないのは残念ではありますが、ご了承ください。

 

この三次元モデリングの作業が個人的には一番好きで、ディテールを整えながら段々と目的の形状が出来上がっていくのは楽しくて仕方がなく、ついつい加工には必要ないところまで作り込んでしまいます。

 

三次元モデリングも、あくまで目的は機械加工のNCデータ作成の為なので、ほどほどにしなければなりません。

それではまた。次回更新は7/22(金)予定です。