【報告と反省】~フルマラソンは甘くない~ | 明けない夜はない~たかけんの30歳から走り出し24Hマラソン日本代表を目指す!~

明けない夜はない~たかけんの30歳から走り出し24Hマラソン日本代表を目指す!~

娘日本ランキング1位!
ウルトラランナー
指導者
自身は2019年は日本ランキング5位と代表漏れ。

そして再び二年後39歳で最後の日本代表を目指すも交通事故とコロナで出場は叶わず!!!
42歳現在も子供から大人まで指導しながら自身の夢も追い掛けてます!



勝田全国マラソン伴走&自身への挑戦も秘めて
3度目の祥君の伴走
&和輝君のサポート(少し



いいわけんごから
年始の胃腸炎
1週間前のハーフ後の体調不良
花粉&冷えで発熱

年末まで結構走れてたので自信はありましたが

直前の不安で
、焦って火曜日にスピード練習をする生徒と
400m72”のインターバルをやって
ハムストリングスを痛めたこと

この流れの上に、
前日と当日カーボやり過ぎで終始腹が苦しかったこと
走れていないので自然に体重が
増加していたのに追い炭水化物は
管理ミス

アップシューズを忘れてスノーシューズ

を履いてきてしまったこと笑い泣き



上記が重になったことで不安でした

ただし去年は前日緊張で寝れなかったのに、
今年はきちんと寝れたことは🙆‍♂️でした

今回祥君も骨折明けで様子見とのことを
事前に聞いておりました
しかし当日(動画参照)会場でアップを始める際に
目標タイムを聞くと「2時間50分切り!」
とかなりエッジの効いた即答
※動画を見たら誘導尋問の様にしていた滝汗




アップのドリルでハムストリングスが

痛くて伸脚が出来ない

この気持ちは封印しひたすら話をして忘れることに

正直プレッシャーに感じてしまいました
が、応えるべく序盤は4’00”/kmで刻みながら
状況を把握しようとスタート
共に付いてくる様にと話していた和輝君は
昨年同様スタートダッシュ
1kmで背中すら見えなくなりました😅







やはり混雑して位置取りが難しい
伴走はスタートから5kmくらいまでが難しいわかってはいました。

ビブスの裾を引っ張ってもらいながらすり抜けていく
距離が近いと人とぶつかってしまうので周りに声をかけながら
これは慣れたものでストレスを感じずにスルスルと抜けていけた
5km通過
20’04”ネット
常に声を掛けながら走る
今回はあまりSNSに載せなかったので
昨年みたいにペーサー的な集団は出来ずに一安心😌

自分は順調
だがアップダウンの多い勝田
7km辺りの登り坂で離れだす
ひたすら鼓舞しながらペースをなるべく落とさずに付いてくる様に声掛け
しかし登り坂で息切れから喉が鳴っている
これは厳しいか?と思いながらペースは1キロ1-3秒程度落としながら様子見

大丈夫かと声を掛けると必ず祥君は「大丈夫」
と答える

スーパーポジティブなのだ

大丈夫

その言葉は私が鼓舞されてる様

7km辺りで初給水
給水は私だけが取り

祥君は給水所から離れた場所で真っ直ぐ走ってもらい受け渡す

水の量が多いから口を付けず少しもらう

相変わらず給水は苦手
飲むことに集中するとあからさまにペースダウンするのでひたすら前向いて付いてきて!と連呼

わかってはいるだろうに何回もしつこくてごめんね

10km過ぎ

私から離れ集団に飲み込まれそうになっているので
私の隣で走る様に指示

私の余裕が無いのか?口調がキツめになっていました
14km過ぎ辺り
給水所がもう少しなのでその前にゆっくり飲み切る様にジェルを切って渡す
無事給水も

この辺りからハーフまでは付いては離れを繰り返す
厳しいかも?

聞いても必ず返答は決まっていた


また離れてから追い付いて来ると
「ペース上げる!?」
とまさかの祥君の言葉

絶句

キツイんじゃないんかーい!?

とりあえず30kmまでは落ち着いて付いてくる様に指示
ハーフ通過1:25ピタリ笑(ネット祥君は陸連登録していないため)

毎度ながら中々難しい
コントロールしようと思うのではなく
意識をシンクロさせるというイメージ

息遣いはかなり荒い
喉が鳴っている

しかしキツイとは絶対言わない

キロ1-2秒落としながら様子見て
ギリギリ2:50分切りを目指せるポジションに位置

4’03”/km程度だと真横を走れる
が4’00”/kmだと付いては離れを繰り返す

絶妙な感じ

25km辺り前を走っていたはずの和輝君が後ろから来る
なんだ?なんだ?
給水で止まる癖がある和輝君
給水止まったかな?

27km辺りの給水で若干前の方と接触しそうになり
避けながら和輝君の水も取り受け渡そうと振り向いた瞬間

ピキーン

ハムストリングスに衝撃が走る
封印していたものが顔を出した瞬間だった

しかし2.3歩ケンケンして踏みとどまる

和輝君はスピードを上げて前に行ってしまい
祥君にだけ渡す



そして、いつも指導で言っていること
着地を変えたり使う筋肉を変えて
意識を痛む部位にもっていかないようにする!

この1キロだけは4’05”程度に落ちたがなんとか
持ち直す
ヨシヨシ

32kmジェル&給水

自分もカフェインジェルを入れて最後まで
頑張れそう
しかし残り10km
キロ3’59”で走らないと2:50は切れない
ギリギリだ

少しだけペースを上げる声掛けをして若干上げて200mくらい

ビキーン
電撃
ハム終わり

多分ですが、

意識的にスピードを出す走りにした時に

一旦控えた部位を使い出して

しまったのだろう

欽ちゃん走りをしながら
ペースを下げないで置いていけ!!

ラスト10kmは自分で上げて2:50切りを目指せ!

その後は38km辺りまで徐々に遠くなる背中に声をかけ続けた

肺は辛く無いのに着地を変えてもダメだ

私は-4’30”/km辺りでなんとか見え隠れする痛みとの共存
たまに欽ちゃん走りをしながら後ろから鼓舞し続ける

そして後ろ側を使わないために前腿を使う様に超前傾
そして背筋を張るとハムストリングスが痛むため

どうにもならん
給水を足にかけまくる。。。

40kmまでなんとか4’30”でフォームバラバラ













意識は完全に痛む部位へいっていたが、
ラスト2キロだろ!
と今一度ペースアップし踏ん張った瞬間
ブチーン

。。。

完全に止まる

痙攣?足攣り?肉離れ?
とにかく力が入らない痛い痛い痛い

もう祥君の背中は見えない

自分がゴールしなくても良いか?
と足を引き摺りながら歩く
泣きそうだ

しかし沿道の人も多く声を掛けていただき
またラスト2キロ〜
頑張れとの掛け声と看板が目に入り

なんとかキロ6’30”くらいで痛みで飛び跳ねながら走ったり歩いたり

頭の中には
ZARDの負けないで
が流れる

キツい
鼻水だか涙だか汗だかわからない
ラストの坂が大変

こんなものあったか?
でも、登り坂は痛く無い!!

これは、バックヤードの時と同じだ!
なんとかポジティブ論を頭の中に巡らせる

三谷さんに抜かれた

がラスト500mアドレナリンプシャー
ペースアップ!!
しかしダッシュしようとするとビキーン
なんとかかんとかラストだけは走りゴール

すると祥君が出迎えてくれた。
ネット2:53:00でゴールしたらしい


和輝君は
2:52:55秒とほぼ一緒にゴール

2人に最後お互いを追いかける様に
声を掛けたからかなと
いう安心感と共に

2人共にラスト5kmがキロ4’20”まで落ちてしまったことが合わせてしまったかな?と
最後まで自分がペースメイク出来ていたらという情けなさが相まった

祥君の伴走に関しては
一番最初に
故人岡さゆりさんに
お話をいただいた繋がり
そこから沢山の縁で沢山の方々に出会えて
感謝しかありません

この話が無ければ自分はタイムを目標に【走る】
という事はもうしていなかったかも知れません

祥君、岡さん
ありがとう

そして
「また来年もよろしくお願いします」
とダウンジョグに向かう際に
言われて泣きそうになったのはここだけの話😭

沢山の沿道の声援や
周りのランナーさん

気遣い声掛けありがとうございました

昨年より数段走りやすかったです
私が体調管理不足でした

来年も一緒に走らせていただけたら幸いですが
そのためにコツコツと練習をすること
とまた自分に甘い人間にはもってこいの課題があり
頑張れそうです

打ち上げは朝までハシゴ酒でしたので

今日は完全休養


怪我は鍼治療をした痛みでわかりません😂









次回は小江戸大江戸230km



#勝田全国マラソン
#マラソン
#フルマラソン
#サブスリー
#サブエガ
#伴走