引退させてもらえないZWIFT用バイク(6) | たかジイの第4コーナーからロングスパート

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以下ZWIFT用バイク紹介、今回はセンサー類です。

 

今はパワーメーターでZWIFTやっていますが、一番最初はローラー台(ミノウラ LR-340)にスピードセンサーとケイデンスセンサーをバイクに取り付け、PCにANT+のレシーバーを差して使っていました。

 

 

 

続くかどうかわからない物に、スマートトレーナーはもちろんのこと、パワーメーターですら購入を躊躇していました。で、とりあえず最低限のスピード、ケイデンス、心拍センサーで始めました。

 

以前にも書きましたが、この組み合わせではLR-340の負荷をZWIFT指定の設定(ローラー台のダイヤルにて)します。しかしながらローラー台側のダイヤルと負荷装置をつなぐケーブルにテンション調整の機構があり、これを動かすと負荷そのものが大きく変化してしまうのです。

 

これでは正しいパワー値が得られるわけがありません。暫くはこの状況でZWIFTがどんなもんか試していました。他のZWIFTERと比較することなく、自身の値を相対的には把握できますので、トレーニングによる成長具合は確認することはできます。でもですね、他のZWIFTERとレースやワークアウトをやると信ぴょう性のある値が知りたくなり、この環境からパワーメーターに移行しました。

 

この環境で3年近くやっていますが、レースでは上りや下りに差し掛かったときの、他のZWIFTERと明らかに挙動が違います。なんかワンテンポ遅れているんですよ。私はあまりアタックかけたり、無理について行ったりしないで、淡々とイーブンペースで踏むことが多いので、あまり関係ないと言えば関係ないのですけどね。でもスマートトレーナー欲しい・・・・。

 

 

ハートレートセンサー
 

 

メインバイクでBRYTONのAERO 60を使っていまして、センサー付きのセットを購入したのでその心拍計を使っていました。AERO 60のことはメインバイクのほうでいつか紹介しますが、あまりお勧めしません。理由はただ一つ、取付けブラケットがAERO 60専用で他と全く互換性がなく、しかも3rd品がないからです。みんな大好きレックマウントでさえ、AERO 60ブラケットから一部部品を取り外し、それを流用しないといけないというエキセントリックな状況です。肝心の機能性能は申し分ないです(使いこなせていない・・・)。

 

得意の話脱線から戻します。心拍計は暫く機嫌よく働いてくれていましたが、たまに異常値を示すことがありました。だんだんその頻度が多くなり、ひどいときは全く反応しない状態でした。ベルトの肌との接触部にワセリンを塗るといいとか、ネットで色々と情報があがっていて、どうもまゆつばもんなのですが、ダメもとで試した自分が情けない。ベルトを交換してもダメでした。

 

 

購入後数か月だったので代理店にメールしたところ、製品保証と補償についてのURLが返信されてきました、よく読めということでしょう。正規販売店以外で購入した物は補償対象外ですと。こちらから通販で買ったんですけど・・・なんて一言も書いていないのに、なんという失礼な返信だろうと思いました。でも通販で買ったんですけどね。と言うことで、おとなしく引き下がりました。

 

で、新しい心拍計を探すわけですが、名の通ったものは高い!イチかバチか大陸物に手を出しました。GOLIFEとやらのものですが、PAPAGOと言うメーカーですね。ここは車のドライブレコーダーとかでも有名で評価も結構高く、これに期待をかけました。結果的には正解で、安くて2年以上不具合なく献身的に働いてくれています。ベルトからセンサーを外し忘れて、そのまま洗濯してしまったことがありますが(恥ずかしながら数回ではないです)、問題なしです。

 

 

ネット情報を見ていると結構心拍計はメーカー云々より個体差がありそうですね。

 

スピードセンサー
 

 

最初はBRYTONセットで付いてきたスピードセンサーを使おうと思いましたが、メインバイクから外したり付けたりが面倒なので、XOSSを購入しました。これも安くてトラブル発生無しです。ケイデンスセンサーにもなり、電池の脱着の度に切り替わります。こりゃ便利!

 

 

 

今はパワーメーター導入しましたので、グラベルバイクへ再就職です。

 

 

ケイデンスセンサー
 

 
これも名もなきメーカーの格安品です。スピードセンサーと一緒にグラベルバイクに再就職しました。
グラベルバイクのところで書きますが、GRXクランクの裏側は写真のように肉抜きされて窪んでいます。ロード系は中空構造で裏側はフラットですが、GRXは中実なんでしょうね(バラシて持っていないので想像です)。
 
 
 

パワーメーター
 

ローラー台とスピードセンサー、ケイデンスセンサーの組み合わせにすぐ無理を感じて、パワーメーター導入をほどなくして検討しました。両側クランクとかペダルとかは高額だし、左右のバランスがどうのこうの、クランク回転時の回転角ごとのトルク分布がどうのこうのというレベルではないので、もっとシンプルに計測するものを物色しました。
 
ハブ軸とかタイヤのバルブに取り付けてみたいなものもありましたが、どうも主流ではないし、安くもないので、左クランクのみ計測するもので物色しました。行きつく選択肢は多くなく、そう皆さんお馴染みの4iiiiです。海外通販で105 5800系のものです、タイムセールで3諭吉くらいだったと思います。今は同じ値段で世代が新しいR7000系が買えるようです。
 
 
導入時はメインバイクとZWIFTバイクの間で付け替えて運用しようと思っていましたが、すぐに面倒になってもう一つ同じものを購入しました。その時は更に安かったと記憶しています。
 
精度とかは正直わかりませんが、なんら問題ありません。毎回使用時にスマホでキャリブレーションをかけないといけませんが大した手間ではないです。電池の持ちも十分ですし、100均で3個100円のCR2032が1個です。たまにお高い電池を要求するセンサーがあるんですよね。
 
パワーメーター導入によりZWIFTが格段に楽しくなりました。あとはスマートトレーナーですね。
 
実は一つだけ気になることがあります。調べ切れていないので、本当のことはわかりませんが、使用時パワーの値が低い方へドリフトしているのではないかと感じています。毎回使う前にキャリブレーションをかけると書きましたが、ひずみゲージを使用しているはずなのでゲージそのものの温度特性の補正をしているのだと思います。
 
感じているドリフトとは時間が経つにつれて同じパワー値を出すためには少し強く(早く)踏まないといけないのです。そうですね、例えば20分一定パワーで踏んでいて、最初にくらべ最後では2~3位回転早く踏まないといけないくらいの感じですかね。想像ですが、キャリブレーションをかけた時のひずみゲージが、室温の上昇やクランク自体の温度上昇の影響を受けているのではないかと。
 
これが正しいならヒルクライムでスタートから標高を上げて気温が下がってくると、同じパワー表示を出すために実パワーを下げても良しとなってしまいます。まあ実走時のパワーなんて変動しまくりくんなんで、なんら影響ないと思います。ただの妄想なんで無視してください。
 
最後にお恥ずかしい自慢話をもうひとつ。見栄っ張りなのでメインバイクはデュラで揃えていますが、まあ左クランクだけだからいいかと105で我慢しています(と言うか、実力的には十分すぎ)。大会出場時のスタート待機中とかは普通は左を下にして倒しておきますので見えませんし、念のためグレードロゴの部分を黒マジックで塗りつぶすという念の入れようです。でもすぐに剥がれましたが。どうしようも無い見栄っ張りですね。まあ趣味の世界なんてこんなもんでしょう。
 
 

おまけ
 

 
以前書いたGiantのハンガー小物の写真です。1200円ですよ、安い!
 
 
 
これでZWIFT用バイク関連のパーツ紹介は終わりです。・・・・たぶん。

 

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