引退させてもらえないZWIFT用バイク(5) | たかジイの第4コーナーからロングスパート

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以下ZWIFT用バイク紹介の続きです。

 

 

サドル
 

 

これは特にこだわりはありません。現役引退したフィジークのアリオネを、お前も年金が出るまでしっかり働けと、引っ張り出してきました。見た目が大阪風に言うとシュッとしていて好きです。今流行りのショートサドルはあまり好きではありません。スペシャライズドのグラベルバイクに付いていましたが、見た目重視で速攻で交換しました。

 

 

サドル沼という言葉がありますが、交換後一発で位置が決まることはないですよね。ちょっと調整して、こりゃ合わないと次のサドルへと。で、これを繰り返す。多分調整が雑なんだと思います。

 

取り敢えず一番しっくりきているサドルとそのポジションの記録を残しておき、何かあった時に戻るところを確保しておくべきと思います。これが無いとグダグタになった時に収拾が付かなくなりますよね。

 

その昔、これに陥ったことがありました。サドルはどんどん高く、そして前へ、レールの調整代が無くなってオフセットゼロのシートポストに変える。横から見るとみっともなかったですね。そして新しいサドルを買う。その姿でもっと昔にトライアスロンやってたころのバイクを思い出しました。シートチューブ角がそもそも立っていて、かつ前乗り、トライアスロンバイク界は新しいことが好きでしたね。

 

話が脱線しました、調整は少しずつ動かして少なくとも数回は乗るべきです、ちょっと乗ったくらいじゃ私のような素人にはわからんでしょう、その日の体調とかの影響もあるでしょうし。それと高さや前後位置よりも、傾きの影響が大きいと感じています。ちょっと前を上げたり下げただけですごく楽になることが多かったです。

 

ということで、私にとってサドルは調整して位置を追い込んで行けば、大体のものは使えるはずと思っています。もちろん座面のカーブ具合でポジションの自由度の幅の広い狭いとかはありますが。そして迷ったらベストだったポジションに一度戻して、そこから再調整する、これだと思います。

 

で、今まで使ったサドルでベストだったのはなにかと言うと、密林で買った激安サドルです。これを書くと今までのことが薄っぺらく思われてしまいますね。座面のカーブがちょいきついのでライド中の前後位置はあまり変えられません。重量は余裕で200gを切っていたように記憶しています。

 

 

スプロケット
 

 

特にこだわりはありません、105の12−27を付けています。ZWIFTやるには十分すぎます。メインバイクも入れてもアルテグラですね。パッと見でグレードが分からないところにデュラ入れません、すみませんミーハーで。

 

ZWIFTバイクの話から外れてしまいますが、軽量化目的で軽量スプロケットを入れる方がいますが、効果はどうなんでしょう? もちろんバイク全体の軽量には間違いなく貢献しますが、ヒルクライムや平地の漕ぎ出しには効果は殆んど無いでしょう。それが目的ならタイヤを軽量化した方が手っ取り早いですよね。でも軽量化に逆行するように最近タイヤのワイド化が進みホイールまでワイドリムが主流になってきていますが、これについても別の機会に書きたいと思っています。

 

脱線ついでにBBについても、これもセラミックベアリングが流行ってクランクがクルクル回る動画などがアップされていて、お〜すげ〜なんて思いますが、クランク軸の抵抗が減ったってその分の出力に対する抵抗減なんて無視できる範囲でしょう。それに外から見て、目立たない場所ですし(ミーハーの屁理屈)。これも自分にとっては流行る理由が分からない謎です。

 

もっとついでに(だんだんエスカレートしてきた)、なぜ人はデュラのスプロケットを入れるのか?もちろんデュラで統一したい、それはありですよね。具体的な効果を期待した時にあるのがバイク全体の軽量化への貢献、これもその通りです。それと耐久性、ん?ひょっとしてロー側がチタンだから?大きな勘違いですよね。チタン合金は異種の金属との摩耗に弱い(表面にモリブデン加工くらいはしてあるか?)ので、アルテや105より摩耗による寿命は短いです。歯の摩耗によるチェーンの歯飛びはデュラ以外では私は身近では聞いたことがないです。でも摩耗の前にカーボン製のスパイダーアームが割れてお釈迦になる方が早いかもしれません。

 

 

ケーブル
 

 

特にこだわりはありませんが、強いて言うとステンレスケーブル使用でしょうか。汗の付着によるサビを心配してのことです。病的な汗かきなもんで、汗の付着が尋常ではないです。真冬以外はライド後必ず水でバイク全体を軽く洗って、乾燥後注油メンテです。これをやらないとあちこちからすぐサビが出てきます。

 

古いバイクなのでケーブル引き回しは外装で剥き出しです。まあこの方がメンテしやすくて好きです。メインバイクもほぼ10年選手で、これまたケーブルは外装で、実用面では外装派、見た目は勿論内装派です。物自体はメインバイクからコンポを移植した時のケーブルもそのまま使ってます。サビも無くまだまだ現役で頑張ってくれると申しておりました。

 

メインバイクには日泉のものを投入していますが、素人には違いはようわかりません。

 

ケーブルでこだわりはありませんと書きましが、ありました。ケーブルにエンドキャップを付けない。理由は軽量化のためです・・・・・どんなこだわりだよ! 本当はこれもメンテのためです。ケーブルの先端はハンダでバラけないように処理して、メンテ時にアウターケーブルから引き抜けるようにしてます。抜くだけならハンダは不要ですが、入れるのは先端がバラけて無理ですよね。

 

 

 

ステンレスケーブルなのでステンレス用のハンダと下処理が必要で、下処理は劇薬を使うので注意が必要です。それと先端が露出してますので、刺さって怪我しないように緩めにキャップをした方がいいですね。よって良い子にはおすすめしません。

 

内装ケーブルは外観がスッキリして羨ましいんですけど、フレーム内のライナーとかメーカーによってはフルアウターケーブルの内装化なんて重量増は背負いたくないですね。どんだけシビアなんだと言われそうですが、パワーとスキルが無いからこそ屁理屈こねて軽量化に走ってしまうんですね。

 

ケーブルネタでもう一つ。よくケーブル交換後の初期伸びと言われますが、いい加減言い方を改めて欲しいですね。確かに微少の伸びはあるでしょうが、殆どがアウターケーブル切断面のつぶれが原因なので間違ってますよね。でも相対的にはインナーケーブルの伸びように思えてしまうので、まあいいっか。ほかにピッタンコな呼び方も無いし。優柔不断男でした。 

 

 

 

その他のパーツに続きます。

 

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