~髄膜腫(脳腫瘍)が発覚した2023年夏~

 

本ブログは、2023年7月髄膜腫(脳腫瘍)発覚→9月開頭手術・入院の体験記、そして、退院後の生活を綴ったものになります。

 

「髄膜腫になったけど、どうしよう!?」

「そもそも、髄膜腫って何だ!?」

「検査、入院、手術はどうなる!?」

「退院後の生活が不安だ。。。」

と感じる人が多いかと思います。

自分も同じでした。

 

そんな人に向けて、「少しでも参考になれば」と思い、治療経過をなるべくリアルタイムで記録し情報発信したり、退院後の経過を綴ったりするため、本ブログを始めました。

 

これから闘病を控える方が、本ブログを読んで追体験して不安を緩和したり、

少しでもお役に立てれば幸いです。

 

 

 

  主治医の説明

 

12月4日(月)、ご無沙汰していたMRI検査を受け、その30~40分後くらいに受けた主治医の診察。

 

今回のMRI画像と以前のMRI画像を交互に見せてもらいながら、経過と現状について説明を受ける。

 

その内容は概ね以下のとおり。

 

・耳の後ろにある「錐体骨」のところを見ると、左の方は、以前の術後の画像だと白くなっており、髄液が貯留していた。

・これに対し、今回のMRIでは、黒く映っており、ちゃんと骨に空洞があることが分かる。

・だから、耳閉感や耳鳴りが改善できたことが裏付けできた。

 

・次に、腫瘍(髄膜腫)の方を見る。

・血管を巻き込んでいた部分や上の部分は、敢えて残した。

・無理して摘出しようとすると出血がひどくなりリスクがあったから。

・今回撮ったMRI画像の白い部分がそれ(といっても通常MRIだから薄っすら見える程度)。

・とはいえ、発生母地の部分は全部摘出した。

・だから、経験的には、残腫瘍については、このまま大きくならないか、あるいは、小さくなっていくのではないかと思っているが、今後も経過を診る必要がある。

・今後は半年~1年単位で定期的に検査をして経過を観察しましょう。

 

ここらへんのことは開頭手術後~髄液漏閉鎖手術前の時に言われたこと(以下の引用参照)と重複していたが、ポジティブな内容も話してくれて非常に嬉しかった。

 

 

 

 

  その他について

 

そんな説明を受けた後、「その他についてはいかがですか?」と聞かれたので、「些細なことなんですけど」と前置きをして、例の10円ハゲ部分を見せた。

 

 

自宅近くの皮膚科に通院していて、飲み薬と塗り薬で治療していて心配はいらないと思う旨も併せて説明したものの、主治医的には「そうですか。。」とちょっと沈んだようなトーンでの返答。

 

確かに、人のハゲを見せられて明るいテンションで返答するようなサイコパスは先ずいないだろう。

 

けども、あまりにも沈んだ様子だったので、そっちの方が心配になり

 

「治療して髪も生えつつありますし!」

 

「普段は周りの髪に隠れてますし!」

 

「それに命には関わらないんで大丈夫ですよ!」( ´∀`)bグッ!

 

とフォローしたり、

 

「それよか次の検査は半年後ですかね?」( ´∀`)bグッ!

 

と話題を変えたりと、気を遣う脳腫瘍患者のりんりん氏。

 

 

 

すると「そうですね!次回は6月で予約押さえちゃいましょう!!」

 

とすかさずいつものハキハキした感じで返答する主治医。

 

 

 

 

 

あんな沈んだテンションからよくもまあこんなに明るいテンションに切り替われるな。

 

と心の中でつっこむ。

 

やっぱり医者(特に脳外科医)は、この人含めて少しサイコパスなのかもしれない(もちろん褒め言葉)。

 

 

 

そんなわけで、次回のMRI検査は6月に。今度は造影剤を使うので、昼食は抜きだそうだ。