10年振りのタップダンスのステージ。今だから分かること。 | 【頭蓋骨整体とダンス】理学療法士アラキの日記

【頭蓋骨整体とダンス】理学療法士アラキの日記

痛みやコリも原因はいつも身体の歪み。
患者さまを例に整体のリアルな記録。

時々、ダンサー日記。

整体サロンを営む理学療法士

先日数年振りにタップダンスの舞台に立たせてもらいました
私にとって第二の実家のようなダンスカンパニー、ARTN Companyの公演でした。

2008年に結成して3年後、一番最初の公演だったLegends of Tapを現在の若手メンバーと共に再演するとのことで師匠のみすみ先生からお声がけ頂きました。

私は今回2曲だけの参加だったので、リハーサルからゲネプロそして本番と、客席や舞台袖でずっと観させてもらうことができました。



本当に素晴らしかった。
全員がそれぞれの輝きを放っていて本当に素晴らしかった。

年齢は違えどタップダンスを愛しているダンサーたちが、先人から受け継いだSTEPを一生懸命観客に届けようと踊っているその姿に何度も胸が熱くなりました。


初演のとき、自分はこんな風に出来ていただろうか。
私はメンバーの中でタップ経験が一番浅く、とにかく振りを覚えることに必死だった。
その都度、他のメンバーに手取り足取り助けてもらっていた。

だから先生とメンバーへ感謝するのが精一杯。先人に思いを馳せることが出来ていたかといえば、わからない。

というかこの公演の趣旨をちゃんと自分に落とし込めるほど理解できていなかったと思う。それくらいとにかく自分に課せられた役割を務めることに必死だった。


でも、今なら分かる。
ハッキリと分かる。

自分が歳を重ねていくなかで、続ける大切さと大変さを嫌という程噛みしめてきた今だから分かる。

だからこそ本当に感動したし、この年齢になってまたこの舞台に立てたことは意味深いものでした。

先人から受け継いだものを愛をもって次世代に継承すること。
当時から全くぶれずに続けてこられた師匠に心から尊敬と感謝の気持ちでいっぱいです。



そして私自身、久しぶりにたったタップダンスのステージ。

ステージに出ていって顔を上げた瞬間から全身で感じるくらい観客の皆さんが優しく温かかった。

当時は自分が必死すぎて、ステージに立つことが恐怖でしかなかったから尚更染み渡った。だから踊っているとき本当に楽しくて嬉しく幸せだった。

会ったことはないけれど自然と先人たちへの感謝で胸がいっぱいになった。
タップダンスの素晴らしさを改めて感じることができた貴重な時間でした。
ありがとうございました。

今回残念ながら一緒に踊れなかったメンバーがいます。そのメンバーともまた一緒にステージに立てる日を信じて踊り続けていこうと思います。



まだまだ踊る理学療法士
アラキタカヒロ


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荒木隆広

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