ゴルフのスウィングで足首がパキッといって飛び上がるくらい痛いときがある。
と話す患者さま。
実際にその動きを再現してもらうと、ひねりきったときに左足首に嫌な痛みがあるとのことでした。
痛いのは外くるぶしの下あたり。
私はゴルフをやらないからちゃんと理解しているわけではないけど、とにかく全身の関節を連動させながら一気に回旋させなければならないスポーツだと認識しています。
その回旋の中で動けていない部位はどこだろう?という目で患者さまを観察します。
なぜならどこかの関節が回りづらくなってしまうと、その他の関節にその負担が上乗せされるからです。
今回の場合もそんな動きを繰り返すことで負担を強いられた足首の関節はパキッと壊れてしまったのでは?と考えました。
この患者さまの場合は明らかに胸郭(ろっ骨と背骨での部分)。そこが回っていませんでした。
その証拠に背骨を調整後はスィング動作で足首の痛みがなくなりました。
そしてさっきより楽にスィングできると驚いていました。
シドー大学で学んだことが、実践で活かすことが出来て私自身も心の中で驚いていました。
帰り際には「スコアも良くなるかも♪」と嬉しそうで何より。
痛みが出ている部位は被害者であることがほとんどです。
介抱してあげることも大切ですが、真犯人を見つけ出すことが根本的解決に繋がります。
また良い経験を積むことが出来ました。
アラキタカヒロ