算数の奥深さ②
こんばんは。「たかはし算数」の高橋です。
今さらですが，12月ももう1週間経ちますね
12月は和風月名で「師走（しわす）」と呼ばれていて，その名称となった理由は諸説あるようです。
私としては，
師（僧侶）が忙しくて走り回る季節だから
というのがとても身に染みて感じる慌ただしい季節です
そんなこんなで，早速，算数のつぶやきを始めます
算数の奥深さ②
算数の奥深さを知る人は，
それほどたくさんいないのでは
ないかと思っています。
なぜなら，算数は数学に入る
前の準備のようなものと
思っている人が多いから。
でも，本当に，算数は数学の
準備のようなものなの
え？算数？面白そう！
私が数年ぶりに算数教科書と触れ合ってまず思ったのは，自分が実際に使っていた時とくらべて格段にイラストや写真などが増えて，紙面がカラフルで楽しそうなものになっているということでした
部署に配属されてからしばらくは即戦力となるわけでもなく，先輩方の仕事の様子を見たり，お手伝いをしたり，教科書を眺めたりの毎日でした。
正直，数学を専門で学んできた身にとっては，算数ならすぐ即戦力になれると思っていたところがあると思います。
でも，実際，算数の内容についての仕事の話となると，
等分除，包含除，命数法，記数法，名数，
加数分解，被加数分解，減加法，減減法，
等積変形，倍積変形，概数と見積もり，
直接比較，間接比較，任意単位による比較，
テープ図，線分図，関係図，面積図，・・・
などなど，聞きなれない言葉が駆け巡るのです
1つ1つの用語の意味を思い出した時にはすでに別の話になっているという感じで，まさに，
算数の国という別世界
に飛び込んだような毎日を過ごしました。
今となっては，自分の中では笑い話となっていますが，この時の感動体験が，今も私の算数好きの原動力となっています
一般的に見えている 算数 という存在は，実は氷山の一角でしかありません。
子どもたちを 算数 に誘う際は，どうしても大人たちが氷山の下の力持ちとなる必要があります。
せっかく 算数 に誘うのであれば，氷山の一角がとても楽しく魅力的に見えるようにしたい
それが，私の今の，これからの目標となっています
大きな1人算数の奥深さについてのエピソードはまだまだあるので，今後も少しずつ紹介していきたいと思います
今日はこんなところで。
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