「仲間と楽しむ算数」2024冬休み編 vol.1 | 算数のつぶやき

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私は長年、算数教科書の編集長として、算数に関わってきました。今は独立し、算数コーディネーターとして「算数の楽しさや面白さ」を発信しています!

  「仲間と楽しむ算数」2024冬休み編 vol.1

 

夏休み限定企画として始まった『仲間と楽しむ算数』

夏休みに大変ご好評頂き,「冬休みもやってほしい!」と子どもたち自身からのリクエスト びっくりマーク

それに応えたく,冬休み企画を温めておりました。

 

先生や仲間とも夏休み以来の再会。どんな展開になるのか気になるところでしたが,予想以上に子どもたちの仲間意識が深まっており,最初の自己紹介コーナーも子どもたち主体で進めてくれて夏休みの成果をこんなところにも感じ取れて感激しました びっくりマーク

 

今回も子ども達が一丸となり,先生が算数の面白さを教え,興味を持って考える事の大切さを伝えます びっくりマーク

 

そして,リラックスした快活な授業の様子をスタッフ(W.S.)よりお伝えします。

 

 

 

本日のテーマ①「誰でしょう???!」

 

参加した7名をAさんからGさんとし,それぞれの特徴をヒントに誰を指しているのかゲーム形式で当てていきます。

 

 ・Aさんは3年生ではない

 ・Bさんは5年生

 ・CさんはBさんと兄弟

 ・Dさんは男の子

 ・Eさんは3年生の女の子

 ・Fさんは名前が2文字

 ・Gさんは名前に動物がはいっている

 

という条件を整理しながら答えを導き出すのですが,声に出しながら条件を互いに確認し合う様子は,難しい内容ながら自分たちがテーマの主人公になっているということもあり,楽しみながら粘り強く推理していました。この “粘り強さ”算数を楽しんで解く為にとても重要だと高橋先生は伝えます びっくりマーク

 

こちらのテーマは中学受験でも出てくるような内容とのことで,論理的な思考を働かせる力 を養います。

 

 

 

本日のテーマ②「たし算づくり」

 

「たし算づくり」の内容については先生の以前のブログにも詳しく記されていますので,是非ご覧ください。(こちら

 

3つの数字を使ってたし算を1つつくりましょう。

5,2,3 → 2+3=5

 

身近なトランプを用いて,“解けるに決まってるたし算”をつくる活動に最初は自信満々の子どもたちでしたが,「6枚のカードから2つのたし算をつくる」等,徐々に難易度が上がると,トランプとにらめっこして試しながら紐解く姿が多く見られました。

 

6つの数字を使ってたし算を2つつくりましょう。

1,2,3,4,5,7 → 1+3=4,2+5=7

 

子どもが自分自身で考え抜く自主性を重んじ,探究心を誘う指導こそ『たかはし算数』が大切にしたい思いであると感じました びっくりマーク

 

 

 

本日のテーマ③「タングラム」

 

1度はみんなが体験したことがあるはずの「タングラム」。高橋先生はまず息抜きを兼ねて自由に想像力を働かせながら子どもたちが形を作り上げる様子を見守ります。

 

 

  

 

 

その後いよいよ先生からのお題に挑戦 びっくりマーク

正方形,そしてハート型を作っていきます。

特にハート型は難易度が高く簡単にはいかず,子どもたちか悪戦苦闘していましたが,やっぱりここも“粘り強さ”と“柔軟性”で多くの子どもたちがクリアしていました。作り上げた達成感,大事ですね びっくりマーク

 

 

 

互いを認め合い尊重する子どもたちの姿から大人の私たちも学びます。

 

冬休み企画はあと1回 びっくりマーク

子どもたちに負けず(笑),全力で算数を楽しもう,楽しみたいと思うスタッフ(W.S.)でした。