9/21 三角づくり(授業の題材のご紹介) | 算数のつぶやき

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私は長年、算数教科書の編集長として、算数に関わってきました。今は独立し、算数コーディネーターとして「算数の楽しさや面白さ」を発信しています!

  9/21 三角づくり(授業の題材のご紹介)

今回紹介するのは,三角づくり」 です。

 

この三角づくりの活動は,折り紙さえあれば簡単にすぐできるオススメの活動です。平面図形(平行移動,回転移動,対称移動,敷き詰めなど)の素地的な活動であり,このような経験を多く積むほど平面図形の移動について頭の中でイメージする力も鍛えられます。

 

用意するものは,折り紙(数枚)です。

まずは,次のように,8つ分の三角に切り分けます。

 

 

これをバラバラにして,スタート!

 

 

① もとの形にもどせるかな?

 

 

もとの形にもどすのは簡単!と思いきや,実はここでつまずく人は意外に多いのです。

例えば,次のような形になって,あれ?おかしいな?となることも。

 

長方形になってしまった!

 

なんか,おしい!

 

すぐにもとの形にもどせなくても,あまり気にしないように!できる過程を楽しみましょう!

 

 

② 三角づくり

 

ここからがメインの活動となります。では,つくった小さい三角をならべて,大きい三角をつくってみよう!

 

 

小さい三角が1つ,2つの時はできることはすぐわかると思います。

では3つの時は?4つの時は?

3つの時はできませんが,4つの時はできます。このように,できない場合があることも経験しておくことが大切です。

 

1,2,4,8,16,・・・・・・と倍倍にしていくと無限にできることがわかればすごい!

ちなみに,上の写真は,9つの場合。このように,倍倍以外にもできる場合があるのがこの三角づくりの醍醐味です。

 

12枚でできた?

 

違和感をもち,自ら長さを調べ始めました。

 

三角の長い辺2つ分と短い辺3つ分は長さが違う!

 

上の写真は,三角12枚でできたと思ったけれど違和感をもった子どもが自ら調べて「違う!」と理解した様子。何を調べたかわかるでしょうか?

 

 

必要に応じて,上の写真のように,お手本となる三角を見ながらつくってもよいと思います。

三角の数を倍倍に増やしていってもできることのイメージはつかみやすいと思います。

 

このように,「たかはし算数」ではただ問題を繰り返し解くだけの授業ではなく,子どもたちの思考に寄り添いながら算数や数学を楽しむ授業を行っています。

 

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