僧堂の朝は早い。
夜が明けるずっと前、午前4時から1日が始まります。
朝のおつとめが毎朝7時頃まで続き、その後、食事になります。
修行中は、食事も修行のひとつ。
撮影の度に感じますが、食事中の所作は、何度見ても美しく感じます。
用意した食事、一粒、一滴を残すことなく、そして綺麗に済ませます。
これをもし、外国の方がご覧になったら「もったいない」精神を強く感じることが出来るだろうなと。
もちろん、食事中の会話は一切なし。
夜明け前からの撮影でしたが、朝、薄暗い中に聴く読経は、毎回、本当に心が洗われます。
曹洞宗さんのお仕事、今回は、愛媛県新居浜の瑞應寺でした。
これから、雨が降り出した四国を後にします。