昨夜、いきなりもの凄い風が吹いて、一緒に降っていたのは雨。
北陸地方の金沢だけど、皆さんが描いている冬の金沢とはちょっと違うのです。
私が金沢に住んでから、雪が積もった金沢っていうのは数えるほどしかありません。
日を跨ぐ頃になって、暴風も落ち着いて、家を出た。
琵琶湖の西岸にある白髭神社は、琵琶湖に立つ鳥居が有名な、白髭・白髯神社の総本社で、豊臣秀頼が整備をした歴史のある神社。
湖岸を走る国道からも、この鳥居の存在感は半端ない!
途中、福井を過ぎたあたりで雪になったものの、敦賀を過ぎる頃には雨やみぞれに変わり、神社に到着する頃には曇天。
イメージしてたのは、雪が降る中、波立つ湖面に立つ鳥居だったのだけれど、それは現場で臨機応変に♪
自然が相手だから、こっちの都合どおりにはならないのは仕方ない。
広大な琵琶湖から吹き付ける風は強くて、みるみる手の感覚がなくなって行く中で、一瞬だけ雲間から、月と夜明け前のうっすらピンクがかった空が顔を覗かせてくれて、夜明け前の一瞬にだけ見せてくれる幻想的な風景をおさめることが出来ました。
こんな一瞬の美を提供してくれる自然に感謝です。
それにしても、先日あれだけ積もっていた道中の雪、所々には残ってはいたものの、ほとんど消えて無くなっていたのには驚き!
太陽の力ってほんとに凄いと、ハンドルを握りながらひとり感心しながらの帰路でした。