ふと思うこと。 | H i Bi no A T O

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風景写真家 高橋智裕のBLOG
tomohirotakahashi.com

時々想うことがあるんです。
自分の写真や、文章は、いったいどれだけの人が見ているのだろうと。
私の手元から離れ、皆さんの目に運ばれた写真や文章たちは、その後、触れた人たちの世界で歩んで行く。
撮った側の想いと、観る側の想いで、すべてが一致することは有り得ない。
それでも、撮影していた時の現場の空気であったり、「楽しい」「悲しい」「辛い」などという私のその時の感情だったりがざっくりと伝われば良いと私は思っています。
ただ、180度違う、対岸にある想いとしてはとられたくないとは思います。
1枚の写真を観て頂いて、涙を流してくれる人、微笑んでくれる人、これからこうしようと決意を持って頂ける人、私の写真や文章を観て頂いている、あなたが私の大切な大切な存在です。
だから、写真や文章という私の分身たちを観て頂いている、何人かわからないけれど、そちら側に居る皆さんには心から感謝したいと思っています。
あなたのお近くで、私の写真展や講演などがありましたら、是非、お声を掛けてください。
直接お話しが出来ることが私のパワーの源です。

私の写真や文章で、劇的に世界を変えられる、人の心を変えられるなんて、おこがましいことを思える程、出来た人間ではありませんが、身近にいる皆さんに、少しでも考えるきっかけ、足を運んでみようかなというきっかけにでもなれれば嬉しいなと思います。

2月から3月に掛けては、外で発表する場が多くなります。
そして、ふるさとでの取材や撮影も。
見かけたら、お声を掛けてくださいね(^_^)
本当に皆さん、いつもありがとうございます。

最後に、ある方のTwitterでこんな発信がありました。
素晴らしい言葉なので紹介しますね。

『振り幅がどんなに大きくなっても、その軸がしっかりしていれば決してブレる事は無い』

私も人間、心が右往左往することもあります。
だけど、いつでも敵は自分の心の中にあるんですよね。
それを思い出させてくれた、心に強く残る言葉でした。
軸は、どんなことでも、どんなものでも大切ですね。
私の心の軸は、ずっと変わらず、「苦しんでいる人の想いを自分に置き換えて考える」です。
だからこそ、『振り幅がどんなに大きくなっても、その軸がしっかりしていれば決してブレる事は無い』という言葉を胸に刻み活動して行きたいと思います。

これからもよろしくお願い致します。