こんにちは 参議院議員の高木かおりです。
コロナ感染者も減少してきましたね。
ワクチン接種も進んでいく中で、段階的に政府は行動制限を緩めていくようです。
先日、日経新聞の1面に取り上げられていた記事が目に止まりました。
厳しい経営状況の中で、昨年上場企業は非正規従業員を21万人減らしたそうです。
反対に、正社員は1万人強でとどまったとのことです。
非常時には非正規雇用者はどうしても弱い立場となってしまうことがこの数字が示しています。
非正規雇用で働く女性は男性の約3倍。
しかも年齢が高くなるにつれて増えています。
特に子どもを抱える子育て世代においてはどうしても非正規として働かざるを得ない状況の方が多いんですよね。
非正規雇用者の方々がキャリアアップするために、国はサポートするべきです。
コロナが蔓延して世の中の働き方は本当に変わりました。
これから労働市場で働くときに求められることは新たなスキルだと思います。
新たなスキルの変化に応じた内容の職業訓練プログラムを柔軟に提案し、取得したいという方々にできるだけ早く提供できることが必要です。
今まで日本では終身雇用、長期雇用が定着していて企業としても解雇は難しく、労働者自身も「同じ会社で勤め上げることが美徳」という雰囲気があったように感じます。
私はいろんな働き方があっていいと思います。
変化を恐れず、もっとチャレンジできる社会を創りたいと思います。
コロナ禍で多くの人が今までの働き方に耐え切れず、様々なストレスを抱え、メンタルを病んでいます。
これからコロナもまだ終息するには時間がかかると思いますが、どんな状況になってもその環境にあった、時代に即した働き方を見つけることが生きることにつながるのだと思います。
次のステップに進むための後押しを国としてやるべきだと強く感じている今日この頃です。