漢方では、女性は7の倍数の28歳、男性は8の倍数の32歳以降、徐々に老化が始まると言われています。これは、産まれた時に獲得した「生命力」が次第に減っていくためです。
そのため、アンチエイジングとして、先天の気「腎」を節約+貯金して、後天の気「脾」を養い(他の五臓六腑も養い)生命力を補完して、季節の養生や規則正しい生活習慣(睡眠、運動、深呼吸、食事)を送る必要があります。
因みに、梅雨(長夏)は、五臓の「脾」の季節になります(五行色体表)。今の季節は、冷たい食べ物を控え、よく噛んで食べて、食べ過ぎないを心がけましょう。夜更かしせず、日の入を目安に布団に入りますが、暑さで眠りも浅くなりがちなので、昼寝で補い、夏バテの不安要素(お腹の調子、寝不足)を減らしましょう。