短大で栄養学を学んでいた時は、糖尿病や腎臓病の食事など、病気のメカニズムを理解して食事療法をする一連の流れを覚えただけで、何故病気になったのかという原因を考えることは、ほとんどありませんでした。
数年前から漢方を学んで、検査はなく、四診で証を立てることや、心と身体は繋がっているので、診療科はなく、全人的に症状を捉えることには驚きました。また、患者の生活環境、対人関係、生活習慣、感情の起伏など(外因、内因)で、本来の状態(恒常性←自己治癒力)から離れすぎてしまった結果、病気になったのだと気づきました。(この事が分かった時はちょっと感動しました)