新聞広告シリーズ ~ 微笑ましい尾上菊五郎&寺島純子一家(昭和58年6月) | 高木圭介のマニア道

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~浮世のひまつぶし~

昭和58(1983)年6月。尾上菊五郎(七代目=当時40歳)、寺島純子(現・富司純子=当時37歳)、長女の忍ちゃん(現・寺島しのぶ=当時10歳)、長男の和康くん(現・五代目尾上菊之助=当時5歳)の一家がモデルを務める ライオンのハミガキ製品 新聞広告。



昭和41年のNHK大河ドラマ『源義経』で、義経と静御前 として共演してから17年後の微笑ましい写真でもある。

プロレス好きとしても知られる 寺島しのぶ は以前、テレビのトーク番組にて、女子プロレスだけでなく男子プロレスにも熱中し、“蒙古の怪人キラー・カーン を真似ては弟に モンゴリアン・チョップ を見舞っていたエピソードを語っていた。

同じ屋根の下で暮らす兄弟姉弟の場合、年が5つも離れていれば、体格差からしてプロレスごっこなどで 格好のカモ となるのは必然。この笑顔の写真を見るに、幼い弟が5つ年上の姉によってプロレス技の実験台 とされていたことがわかるような……。