番宣広告シリーズ ~ 全888回!『銭形平次』最終回スペシャル(昭和59年4月) | 高木圭介のマニア道

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~浮世のひまつぶし~

ちょうど40年前の昭和59(1984)年4月4日(水曜)。昭和41年5月の放送スタート以来、18年間も続いた時代劇の金字塔 銭形平次(フジテレビ)の最終回スペシャル「ああ十手ひとすじ 八百八十八番大手柄」の番宣広告。



大川橋蔵(当時54歳)や 香山美子(妻・お静)、林家珍平(八五郎)、遠藤太津朗(三の輪の万七親分)らおなじみのレギュラーメンバーだけでなく、美空ひばり五木ひろし舟木一夫里見浩太朗 etcetcとゲストも豪華すぎ!

最終回のラストは舟木一夫の主題歌に合わせて、京都の撮影所 にてスタッフ、見物客らに拍手にて見送られつつ歩き、花束を手渡される平次ご一行の姿が映し出され、締めは 大川橋蔵本人が画面に向かってご挨拶 という通例破りの感動的なエンディングだった。
   

そしてこの年の暮れ(12月7日)、結腸癌のため 55歳の若さで死去。最終回の撮影時には、すでに体調は相当に悪かったことが想像がつく。


  昭和59年4月4日(水曜)のテレビ欄

昭和時代末期までは 再放送の王様 的な時代劇だったが、久しく大川橋蔵版の銭形平次は地上波で(再)されていなかった。それだけに、この4月から、東京MXテレビ の第2チャンネルで突如として571話からの(再)が始まっていて驚かされた。やっぱり、ついつい見入ってしまう魅力がある。