番宣広告シリーズ ~ 一発で軍艦をたたきつぶす怪力!『ジャイアントロボ』(昭和42年10月) | 高木圭介のマニア道

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~浮世のひまつぶし~

昭和42(1967)年10月11日。水曜夜7時30分、NETテレビの新番組 ジャイアントロボ の番宣広告。



一発で軍艦をたたきつぶす怪力!世界最大のジャイアントロボ テレビに初登場!――。このコピーの通り、巨大なロボが「マッシ」と独特な声、ガシャリガチャリと貨物列車が連結した時のような 重厚な金属音 とともに大活躍する。

ほんの7年前(昭和35年)に制作された同じく横山光輝原作の『鉄人28号』の実写版とは違い、カラー放送 だし、ロボは巨大 だしと、テレビ特撮の大きな進化を感じてしまう。

昭和40年代後半まで繰り返された(再)では、何度も何度も観ていたけれど、本放送時は夜7時からの『仮面の忍者赤影』(フジテレビ)から連続で、横山光輝原作のカラー特撮が連続で楽しめる という至福の1時間だったに違いない。


  昭和42年10月11日(水曜)のテレビ欄

提供が カンロ飴トミー とは知らなんだ。ユニコーン機関の面々はもちろん、ギロチン帝王配下の ドクトル・オーヴァ(安藤三男)や スパイダー(丹羽又三郎)、レッドコブラ(三重街恒二)、ブラックダイヤ(室田日出男)といった個性が豊か過ぎる東映悪役の皆さん……いやいや BF団の面々がカンロ飴を食べるシーン なんかも見たかったな。