新聞広告シリーズ ~ 上野から秩父へと直通「秩父くもとり号」(昭和34年7月) | 高木圭介のマニア道

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~浮世のひまつぶし~

昭和34(1959)年7月、上野駅から発車する 秩父電鉄(秩父鉄道)の直接夜行列車 秩父くもとり号 の新聞広告。



毎休日の前夜、夜9時5分に 国鉄上野駅 を出発し、熊谷駅 を経由して、ここから秩父電鉄の線路へと入り、一路、終点の 三峰口駅 を目指すという夜行列車だ。

時の登山ブームに乗っかり、雲取山(標高2,017m)を目指す若人で車内は溢れていたのだろうか? 「週休2日制」の定着など、まだまだ先のこと。仕事を終えた後、夜行列車で現地へと向かい、そこから登山するなど、なまけものの私には無理無理…。