番宣広告シリーズ ~ 「電波の日」にスタジオから飛び出したTBSラジオ (昭和48年6月) | 高木圭介のマニア道

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~浮世のひまつぶし~

昭和48(1973)年6月1日、「電波の日」を記念して、朝から数々の人気番組が赤坂のスタジオを飛び出し、各地からの中継で番組を放送した TBSラジオ (この時代は周波数950)の番宣広告。



月イチ放送になったとはいえ、2022年現在も続いていることが驚愕の『(毒蝮三太夫の)ミュージックプレゼント』はこの頃、『こんちワ 近石真介です』に内包される形での放送。この日は相模川にて鮎釣りを楽しむ近石(初代マスオさん)のもとに、ジェットヘリに乗った毒蝮が空からドッキングという企画らしい。

夕方4時30分からの風物詩『全国こども電話相談室』は、なんと落語家 柳家小さん 宅にある剣道場から中継。無著成恭先生 と柳家小さん師匠が子どもたちからの相談に応えている。この日の相談者電話番号の末尾は 奇数偶数 だったのか?

つづく夕方5時からの『おつかれさまです5時です』は、若山弦蔵 がナイター(この日は巨人vs大洋)が始まる前の 後楽園球場 から渋い声を聴かせるという趣向となっている。


 昭和48年6月1日 (金曜) のラジオ欄

昭和40年代も後半となってくると、さすがにラジオ番組の番宣広告は数少ない。なので、この『電波の日』のコレはなかなか貴重な記録である。