番宣広告シリーズ ~ 異色メンバーが戦う「芸能人女子ソフトボール大会」 (昭和48年6月) | 高木圭介のマニア道

高木圭介のマニア道

~浮世のひまつぶし~

昭和48年6月、月曜スポーツスペシャル『芸能人女子ソフトボール大会』(フジテレビ)の番宣広告。



豊島園 を舞台に、野村真樹 (現・将希) 監督 率いる レディース・ジャイアンツ と、野口五郎監督 率いる レディース・タイガース が激突する。主審は 三田明 で解説は 山東昭子三遊亭圓楽 だ。

両軍のメンバーを見ると、80年代までよく見られた人気アイドル大集合という感じがするのは 麻丘めぐみ ぐらいで、歌手としてのイメージしかない 千賀かほる (真夜中のギター)や 岩渕リリ (サルビアの花)がいたり、真理アンヌ とモデルの プラバー・シェス 姉妹がいたり、若き日の 八代亜紀牧村三枝子 ら演歌勢、奈良富士子夏木マリ らもいるという不思議な感じ。もしかすると、真面目にソフトボール経験者に声をかけたのだろうか?

ジャイアンツの応援団長が 林家こん平 なら、タイガースは「ダメなのね~、ダメなのよ~」の ストレートコンビ。応援団はジャイアンツが 青い三角定規セルスターズ ならば、タイガースはあの前野燿子も在籍していたことがある リッキー&960ポンド (※広告ではリッキーと950ポンドと誤植されている)と、あまりにバラエティに富み過ぎていて頭の整理が追いつかない感じだ。


 昭和48年6月25日 (月曜) のテレビ欄

そんな彼女らを24人も集めて、決して 本業ではない ソフトボールで対決させつつ、たったの1時間番組という無駄遣い……いや豪華版。映像が残っているなら、ぜひ観てみたいものだ。