新聞広告シリーズ ~ 勝新太郎・星飛雄馬・鮎原こずえが並ぶ大塚製薬の謹賀新年広告 (昭和45年) | 高木圭介のマニア道

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~浮世のひまつぶし~

昭和45年1月、ウメビタ内服薬のアンプルを手にした 勝新太郎 を中心に、星飛雄馬 (巨人の星)、鮎原こずえ (アタックNo.1)が並び立つ 大塚製薬 の謹賀新年広告。



スポ根全盛時代を象徴する人気アニメ 巨人の星 (土曜夜7時=日本テレビ系)も、アタックNo.1 (日曜夜7時=フジテレビ系)は両方とも大塚製薬の提供。それはともかく、広告右下に表示されている米国産SFドラマ 巨人の惑星 (Land of The Giants)までも大塚製薬の提供だったりする。

わりと直訳系な邦題でありつつ、巨人の星人気に便乗してしまったパチモン臭すらも感じさせる。


  昭和45年1月3日 (土曜) のテレビ欄

『巨人の惑星』 は東京12チャンネルにて 土曜夜7時 からの放送。驚くべきことに 巨人の星の裏番組 だったのだ。しかも同一スポンサー。アンプルを手にした勝新の笑顔同様に、まだまだ大らかな時代だったことがうかがえる。