小松政夫さんが歌う 『エライあんたのロックンロール』 が聴きたい | 高木圭介のマニア道

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~浮世のひまつぶし~

名コメディアン 小松政夫 さんが死去した。享年78。

小松さんの歌っている楽曲といえば、どうしても 『みごろ!たべごろ!笑いごろ!!』 (テレビ朝日)から誕生した 『デンセンマンの電線音頭』『しらけ鳥音頭』 、そして 『歌謡ドッキリ大放送!!』 から生まれた 『タコフン音頭』 などがおなじみ。これらは放送当時、レコード化もされていたし、小学生にも大人気だった。


 昭和51年10月11日 (月曜) のテレビ欄

単なる好みの話だが、私的には 『タコフン音頭』 の後に、同番組エンディングで小松さんがノリノリに、毎度、下品なネタも上等にセリフ部分を入れ替えては歌っていた 『エライあんたのロックンロール』 が大好きだった。ところが、この曲は当時もレコード化されないまま終わってしまい、今ではなかなか聴くことができない幻の楽曲に…。そして今や知る人も少なくなっている。

「♪カットカットにして~ね、突然陽気にカットしてね~」 なんて歌われつつ、この歌の存在自体が歴史上からカットされているのは残念至極。


 昭和55年4月20日 (日曜) のテレビ欄

日曜午後、関口宏司会の『歌謡ドッキリ大放送』の放送スタートは昭和55年4月20日のこと。この頃はまだ、日曜夕方 『笑点』 (日本テレビ)の座布団運びも、本名・松崎雅臣の小松さんが 「小さい松崎」 を略して小松~という芸名となるきっかけを作った 「大きい松崎」 こと、松崎真 が務めていた。合掌。