新聞広告シリーズ ~ モミの木米菓の洋風せんべい 『パリせん』 (昭和47年9月) | 高木圭介のマニア道

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~浮世のひまつぶし~

昭和47年9月、モミの木米菓 (現・株式会社モミの木)の洋風せんべい 『パリせん』 の新聞広告。



久々に食べたいなと思って、お菓子屋さんを探したが見つからず、ネットで検索したら、すでに10年ほど前に製造終了していた模様…。残念。

知らない人に説明するならば、ハッピーターン(亀田製菓)に近い感じのお菓子だったが、こちらはバターの香りがして 「洋風せんべい」 のキャッチコピーに偽りなし。包み紙や缶にパリの エッフェル塔 が描かれていたことから、おフランス産 のイメージだが、モミの木米菓は山形県山形市の会社だ。

田舎の祖父や祖母の部屋に行くと、ちゃぶ台の上に常備されているイメージで、自分の意志で買った記憶はない。だが、ほんの一時だけ、オマケに 手塚治虫の人気漫画キャラクターのアイロンプリント がついてきた時期があって、その時だけは祖母にねだりつつ買わせていた記憶がある。

アニメ化もされていた鉄腕アトムやリボンの騎士、ジャングル大帝のグッズは、さほど珍しくもなかったが、当時はまだ、漫画誌連載のみだった ブラック・ジャック (週刊少年チャンピオン)や 三つ目がとおる (週刊少年マガジン)のグッズは魅惑の存在だったのである。