京都府福知山市で
日本茶インストラクター・リーダーとして
活動しています
日本茶教室thé to a (テトア)赤井貴恵(あかいたかえ)と申します。
作法やお点前ではない
おうちで簡単に美味しく日本茶を楽しむコツ
を 楽しい雰囲気の中ご紹介しています

【3月のレッスン日】


【日時】3月15日(月)
11時~12時半→残3席
13時~14時半→満席
レッスン内容は


3月はお休み、4月から再開予定です。
あれから10年なのですね。
昨夜、NHKのサンドの「お風呂いただきます」を見てました。
福島第一原発に行ってはりまして、
ちょいちょい流れる津波の映像、水素爆発の映像…。
心拍数が未だに上がっておりました。
当時も被害に遭っていないのに、心のざわつきが酷すぎて疲れきっていたことを思い出しました。
遠く離れた私ですらこれですから、
被害に遭われた方の心情ははかり知れません。
当時は、日本茶インストラクターの仕事は趣味程度で、もっぱら行政の窓口で働いていたのですが、
ある日
「福島から自主避難してきました。金沢で福知山を教えてもらって」
というご家族が窓口に来られて、
あちらこちらの担当に連絡をして対応しました。
避難指示の出た地域ではないものの、
福島を出ようと思われた気持ちは、福島に住まわれる方でないとわからないですから、他人が自主避難にとやかく言う筋合いはないと今も思っています。
当時の私も、必死で福知山まで車を走らせられたお疲れを労うことが精一杯でした。
あのご家族はどうされてるんだろう…。
そういえば、
古巣の会社が震災直後に、茨城の野菜を会社駐車場で売っていたのをFacebookで見て
辞めたくせに古巣で働いていたことを誇りに思いました。
風評被害の影響ってすごいことなんだ、と。
古巣の会社の茨城県内の店舗勤務だったとき、
茨城県東海村の事故があって、店長から店の外に出ないように言われたことがあって。
そんな「被害」もあったからこその古巣の行動だったのかな、と思ったり。
未だにある風評被害。
目に見えない故の恐怖ですね。
震災後の9月に、友人達の顔が見たくて主人とつくばに車で行きましたが、
計画停電で暗い東名道。
半年経ってもこんなに影響があるのか、と関西の人間として無力感を感じました。
あれから10年。
そういえば、
昨年コロナ前に自分でレッスン案を書き留めたメモにこんなことを書いていたことを思い出しました。
いつか、このお茶でレッスンします。
今までも、お菓子を東北から取り寄せたりもしていましたしね。
せめて「忘れない」ことを大事にしたい。