19世紀頃から、作曲家が様々な表現の可能性をピアノに求めるようになり、それに応えるために楽器が改良されていきました🔁

 

 

それにともない、演奏の場もより大きなホールになり、更に音量や超絶技巧が求められるようになっていきました⤴️

 

 

こうして、19世紀半ばには現代のピアノとほぼ同じつくりにまで発展しました✨

 

 

ところが、当時のピアノ指導者たちは、従来の指奏法のままで教えていたため、重くなった鍵盤や作曲家の要求する様々な表現に対応しきれずにいました🌀

 

酒井直隆『ピアノを弾く手ーピアニストの手の障害から現代奏法まで』からお借りしました!

 

 

19世紀初めのピアノは鍵盤も浅くずっと30gなのに対し、現代のピアノは倍の60g、深さ8mmに達する時点では150gもの抵抗があります🐘

 

 

そこで、重くなった鍵盤に対応するために、手首を固定し、指を高く上げてから打ち下ろす奏法がドイツで生まれました🇩🇪 

 

 

当時「ドイツ式奏法」と呼ばれていたこの奏法は、シュトゥットガルト楽派のS. レーバートとL. シュタルクが発表した『理論的 実践的大ピアノ教本』で取り上げられ、フランス語・英語・イタリア語に翻訳されたことでヨーロッパ全体に広がっていきました🌏

 
 

これが後に日本に導入され、徹底的に教え込まれたことにより普及し、日本人ピアニストの故中村紘子さんが「ハイフィンガー奏法」と名づけました💡(日本のお話は後に取り上げます🇯🇵)

 

 

ところが、この奏法は19世紀末期になると批判を受けるようになります🆖

 

 

指を痛めやすく、突き刺すような鋭く固い音しか出ないために、レガートができない、問題だらけの奏法だったのです💦

 

 

実は、ハイフィンガー奏法が主流になるもっと前から、ピアノは指だけで弾くべきではないと主張する人達がいました❣️

 


次回もお楽しみに♪

 

 

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