08/20 アンサンブル・コンソルテ第38回演奏会へ | takacciの「見た・観た・聴いた・読んだ」

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音楽に関すること、観たこと、読んだことへの感想などを書いていきます。(文中敬称略) 2019年4月より別サイトで掲載していた写真の記事も同居させましたが、20年7月に元に戻しました。

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日時: 2023年8月20日(日)14:00

場所: ティアラこうとう大ホール

曲目: ハイドン第30番「アレルヤ」、シューマン チェロ協奏曲、ベートーベン7

独奏: 室野良史

指揮: 大河内雅彦

 

今回、特に前半のステージでは炎天の続く中で睡眠不足、それに会場に着くまでの時間の暑さとの闘いが響いた感じで、演奏が始まるとすぐに眠気に襲われ、終始うとうと。8型x2管編成と小さな編成でのハイドンは楽しみにしていたのに残念だった。シューマンの協奏曲は私が苦手とするチェロ協奏曲であり、眠気が来るのも早かったが、聞き覚えのある旋律が何回も繰り返されるのを夢心地で聴きながら終わった。なぜチェロ協奏曲が苦手かというと、チェロとオケが合奏する時に中低音域のチェロは聞き取りにくくなるからだ。かと言って、チェロにとっての高音域を行ったり来たりするチェロ協奏曲は聞き取りやすいかもしれないが、チェロの高音域は個人的に好きではない。

 

後半のベートーベン7番は熱演であり、小編成とは思えない迫力の演奏だった。真剣勝負の全力投球という感じの演奏。さすがに前半ステージの演奏とは出来が違う。

曲の前半の楽章はこじんまりした編成による主張のはっきりした演奏で、この曲の未だ知らなかった魅力を味わいつつ、この調子でスケルツォやフィナーレ楽章を楽しみたいなあ、と願った。しかし後半は前述の通りの熱演。今回は幸いにも演奏に乗ることができ、最後まで白熱の7番を楽しめた。しかし同時に考えた。CDやFM放送での演奏を聴いてもこの曲の後半は熱演に聞こえることが多い。これで良いのだろうか? この曲は迫力によって名曲に名を連ねる曲なのだろうか。熱演による迫力を除いたらどのような魅力が浮き出てくるのだろうか。作曲家先生はこういう風に聞こえるように作曲したのだろうか。等々。

今後もこの曲を聴くときはこれを確かめながら聴くことになるだろう。