1/5 オーケストラ・ノット第5回演奏会へ | takacciの「見た・観た・聴いた・読んだ」

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音楽に関すること、観たこと、読んだことへの感想などを書いていきます。(文中敬称略) 2019年4月より別サイトで掲載していた写真の記事も同居させましたが、20年7月に元に戻しました。

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1月5日19:15、豊洲シビックセンターホールにて

曲目: オールモーツアルトプログラム

・クラリネット協奏曲、ピアノ協奏曲23、ジュピター

指揮: 山上紘生

クラ独奏: フロリアン・ゲオルク・ミュールベルガー

P独奏: 嘉屋翔太

 

300席と小さなホールであり、このオケの演奏会も5回を数えるに至ったことを考えると、「入場無料自由席」とチラシに書かれていても、ちょいと不安を持って出掛けるようになってきた。それで少し早めに行ったのだが問題なく入場できた。但し中央の席はかぶりつきの数列を除いて関係者招待席となっており、かぶりつきか左右の壁側の席を選ぶしかなかった。招待席はガラガラではなくそこそこの入りになったとは言えども、空席がかなりあったのだから、ある程度時間が経ったら開放してくれればいいのに、と思わないでもなかった。

 

クラリネット協では独奏のウィーンフォルクスオパー首席奏者が見事な演奏を披露してくれて、どっぷりと音楽に浸る時間を味わえた。さすがのハイレベル。ハラハラする独奏だとこうは行かない。

 

P協での高校3年生による独奏も板についてきた感じで、これまでのベストを更新?した印象。

アンコールでトルコ行進曲を弾き始め、いいね!と思っていたのも束の間、ジャズ風のパラフレーズが次々に飛び出して来てびっくり。原曲とジャズを行ったり来たりしながらご機嫌な演奏を聴かせてくれた。クラリネットパートには第一回の時と同じパターンで、前曲で独奏を務めた人が入ってトップを吹いていた。私はクラリネットが顔を出す場面で耳をそばだて「違い」を楽しんだ。

 

休憩時間のこと、席を立ちロビーに向かおうとすると、本日の「出」を終え客席に移る途中のクラリネット独奏者と擦れ違って面食らった。ここは本日の演奏に敬意を表して挨拶すべきかどうか、と瞬間的に迷う。私はいつも通りひるんでしまい、挨拶しない方を選んだのだが、どうだったのだろう。演奏を終えたら放っておかれる方がリラックスできて良かっただろう、というのが今現在の考えです

 

ジュピターでは第4楽章の熱演に興奮。あちこちで雄たけびが沸き上がる感のある終結部の魅力をまざまざと感じさせられたのだった。ハイドンまでの音楽史にはない情熱の高揚感。ベートーベンのドラマチックな展開に先駆的役割を果たしたような、しかしそれとはかなり異質で似ていないような、というようなことを考えさせられた。

今日のオーケストラの編成は、ジュピターのフーガにおける対比を気に掛けたのか、2ndバイオリンが強化されていた印象。そのせいもあってだろう、1stの方の音量が小さめだったかな、と感じたが、全くの素人が感じたことなので頼りに出来る感想ではない。

 

次回は3月31日。山上さんと嘉屋君の卒業記念プログラムをやるそうだ。