映画【テルマエ・ロマエII】 | たかびの自己満観劇ブログ
映画【テルマエ・ロマエII】を鑑賞してきました。

最近お気に入りの映画館、TOHO CINEMAS日劇へ。

過去1年半で8回映画を観に行き、そのうち5回が日劇です。

映画はマイフェイバリット“お一人様”ホビーです(笑)

さて、予告編で度々観ていた作品ですが、前作を観ておらず、どんな作品なのかぶっちゃけ知らなかったワケですが(またかよ…)



面白い!!!!!


めっちゃ笑えました。


-ネタバレ注意-


~あらすじ~

ユニークな浴場を作り上げ、一気に名声を得た古代ローマの浴場設計技師ルシウス(阿部寛)は、剣闘士の傷を癒やすための浴場建設の命を受け頭を悩ませていたところ、またもや現代の日本へタイムスリップ。そこで風呂雑誌の記者になっていた真実(上戸彩)と再会を果たすも、やがてローマ帝国を二分する争いに翻弄(ほんろう)されることになり……。





まず、主演が日本人なのに舞台が日本、日本人に囲まれた環境じゃないって事に、始まってものの数分…と言うか、最初のカットで違和感が…え、なにこれ、何か間違えた?って気分になりました。

テルマエ=公衆浴場、ロマエ=ローマ、と言う用語の意味を理解するまで、本当にどっちらけ状態が続いていたんですが、日本に吹っ飛ばされてお相撲さん達が登場する辺りから急に面白さがわかって、思わず吹き出しそうになるシーン多々。

何と言っても、作品の構成(自分自身の行動や現状に対して、自分の脳内(アフレコ形式)で自分自身にツッコミを入れる構成)が、オレの大好物なのでした(笑)

10年くらい前にやってて結構好きだったテレビドラマ【マンハッタンラブストーリー】と同じ形式なんですよね、これ。

阿部寛さんみたいなタイプの役者がやるから面白いんだろうな、っていうギャップもてんこ盛り。

ウォータースライダーを滑り降りてくる女性たちの前に全裸で仁王立ちしてる姿とか笑えました。

多くの外国人キャストに交じって、外国人の名前の日本人(ルシウス=阿部寛)がいたり、その外国人キャストと日本人キャストの間で会話が普通に成立したり、とにかく色々と変なんですよ。
そこが面白いんじゃないか!って意見の人も少なくないんだろうけど、オレはむしろそう言うシーンを見て、撮影時はどうだったのかと言う部分を知りたくなりました。

外国人キャストには声優による吹き替えが当てられてるんですが、つまりそれは外国人キャストが日本語を喋れないと言う事で、実際の撮影時は英語 vs 日本語という状態で会話シーンを収録してたのかな、とか色々考えてみたり。
大人数の日本人キャストに少人数の外国人キャストが混ざってるのではなく、その逆パターンなので、収録も余計に大変だったんじゃないかなーとか。
コロッセオのシーンなんて外国人エキストラどれだけ使ったんだよ…状態だし(笑)

あ、吹き替えと言えば、作中の吹き替えに今は亡き郷里大輔さん(=ドラゴンボールZのミスターサタン、キン肉マンのロビンマスクなど)の声に似た特徴的な声が出演してたんだけど、あれは誰の声なんだろう?

出演者も何気に豪華。

阿部寛さん/上戸彩さんの主演コンビはもちろんなんだけど、なんか怪しい感じのオッサンが出て来たなーと思ったら、市村正親さんだったり(爆)

あと、♪ミネラ~ル麦茶♪でお馴染みの松島トモ子さんがほんのワンシーンにだけ出てきて、熊に食われたり(爆)

うまっっ!!!!と餃子にむさぼりつく印象的な阿部寛さんのカットに隠れつつさり気なく出てるラーメン屋の店主が白木みのるさんだったり。
白木さん、もうそろそろ80歳前後の筈なのに、まだまだ元気だな~。その健在ぶりを見れたのは大きかった。

それと、存在感抜群のお相撲さん達(本物の力士たちの様です)に紛れて、WRESTLE-1の浜亮太がいるらしい、見付けられなかったけど。

くだらないギャグの連続なんだけど、最後のルシウスの腕の中で消える真実のシーンは良かったな。
この作品には絶対に似合わないシーン(笑)なんだけど、これはこれで好きな演出。

面白かった。取り敢えず前作のDVDを探そう。

次は何を観に行こうかな~。

この記事に、ポチッとてるまえろまえ