
座席的に大惨敗だった全国公演(八王子)以来、半年振り。
今回はストプレ向けの狭い劇場での再演と言う事で、当初ファンの間でも賛否があった公演だけど、観てみれば満足満足な公演でした。
≪全国公演≫⇒≪東京公演≫の主な変更点。
もちろん劇場が狭くなるので、振り付け等は若干変更になってるとは思いますが、それ以外に…。
①ヴォーカルパートの枠の割り振りが若干変更になっており、全国でヴォーカル1枠が歌っていたパートを東京ではヴォーカル2枠が歌っている、などの変更が数ヶ所見受けられました。
②楽曲の一部カット。全国公演では演じられた【愛せぬならば】(美女と野獣)と【終わりなき夜】(ライオンキング)がカットされました。
こちらキャストボード。

前回鑑賞(2013/11/13=八王子)からの変更は以下の通り。
(ヴォーカル)
ヴォーカル男性2枠:李涛さん⇒神永東吾さん
ヴォーカル女性1枠:光川愛さん⇒井上智恵さん
ヴォーカル女性2枠:福井麻起子さん⇒光川愛さん
(ダンサー)
松島勇気さん⇒岩崎晋也さん
厂原時也さん⇒朱涛さん
須田綾乃さん⇒坂田加奈子さん
高田直美さん⇒相原茜さん
馬場美根子さん⇒加藤久美子さん
加藤久美子さん⇒間辺朋美さん
座席は最前列ドセンター!
前回は遠過ぎて見えなかった細部が見える様になった反面、ダンスのスケールに目が追い付かず、終始首振り人形状態でした(笑)
【第一幕】
◇オーヴァーチュア~四季~
◇愛した日々に悔いはない/コーラスライン
(Lead:井上さん) ※枠変更 センターが女2⇒女1
◇生きているって素晴らしい/ユタと不思議な仲間たち
(Lead:神永さん、飯田弟)
◇キャッツメドレー/キャッツ
オーヴァーチュア
ジェリクルソング
スキンブルシャンクス~鉄道猫~(Vo:神永さん)
ミストフェリーズ~マジシャン猫~(Vo:神永さん)
メモリー(Vo:井上さん&松元さん)
前回は気付かなかった(遠過ぎて見えなかった?)けど、夜行列車の幌に『Song & Dance 60』って蛍光で書いてあったんだね。
ミストのシーンでは華麗なターンに今回も拍手喝采!
踊ってたのはミスト本職の岩崎さん!岩崎さんのダンスは本当に格好いいよね~。
李涛さんの時は♪驚いたもんだよ素晴らしい奴さマジカルミスターミストフェリーズ♪の歌詞で、マジカルからオクターブ上げる独特の歌い方をしていたんだけど、神永さんは楽譜通りと言うか。
メモリーは井上グリザ&松元バブという、ソンダンならではの歌声!
井上さんのグリザいいなー。
そして、松元バブが井上グリザとハモった後の去り際のグリザを見詰める優しい表情が良かったな~。
更にこのシーンで真紅のドレスを纏った坂田さんのソロダンス。
華麗なダンスを見せてくれましたが、坂田さんのソロダンスはこのシーンだけ。
あまり目立ってなかったのが残念でした。
◇狂信者シモン/ジーザス・クライスト=スーパースター
(Vo:神永さん&西尾さん) ※枠変更 男1⇒男2
前回の時もそうだったんだけど、もう西尾さんの歌声が迫力あり過ぎて…(笑)
特にド正面に西尾さんが来るタイミングでは、もうガンガン圧力かかってきます。かっこいいなぁ~。
◇ヘロデ王の歌/ジーザス・クライスト=スーパースター
(Vo:飯田弟+ソウルガール=井上さん+松元さん)
なんか、飯田弟のいでたちにさほどインパクトを感じなかったなぁ。
あんな感じだったっけ?どんなだったか覚えてないながらに、八王子の時は本編同様の衝撃を受けた記憶があるんだけど…。
しかし、あの軽快な感じのアレンジは好きだなぁ(笑)♪君はクライスト!
◇私はイエスがわからない/ジーザス・クライスト=スーパースター
(Vo:光川さん) ※枠変更 女3⇒女2
ちょっと光川さん、この曲危なっかしかったなぁ。
◇ザ・ミュージック・オブ・ザ・ナイト/オペラ座の怪人
(Vo:飯田兄)
是非ともオペラ座本編で観てみたい洋輔ファントム。
いつか実現して欲しいですね。
ダンサーはラウルを岩崎さんが演じていたけど、クリスを演じていたのは誰?
《追記》クリス役は間辺朋美さんだそうです。情報ありがとうございます!
◇マスカレード/オペラ座の怪人
◇ガイライクユー/ノートルダムの鐘
(Vo:飯田弟+岩崎さん+女性=不明)
本当に女性はわからない…。
◇天使が僕に/ノートルダムの鐘
(Vo:神永さん)
神永さんのヴォーカルって、ジーザス以外で聴く機会が少ない印象なんだけど、凄く爽やかな声だよね。
髪型も側頭部を刈り上げて爽やかさんだったけど(笑)
◇パート・オブ・ユア・ワールド/リトルマーメイド
(Vo:松元さん)
松元さんのアリエルも行けそうな気がするなぁ。
◇キス・ザ・ガール/リトルマーメイド
(Vo:神永さん)
前回鑑賞時は、この昭和のムード歌謡的な演出を『悪ふざけ』と表現したもんですが、さすがに観るのも二度目なので、もう慣れました(笑)
(◇愛せぬならば/美女と野獣)⇒カット
全国公演ではここにあったんですが、東京公演ではカットでした。
ちなみに全国ではビースト持ち役の飯田兄が歌いました。
◇お洒落は私の切り札/アイーダ
(Vo:井上さん)
やっぱり井上アムネリスのパワフルな歌声は痺れるなぁ。
ソンダン魂の時に同じ演出で観て以来久し振りの井上アムネリスの歌声でした。
そして、当日偶然同じ公演に居合わせた友達が大森さんのエスコートで舞台上へ。
席番を聞いた段階で連れ去り確定な事に気付いてましたが、敢えて黙ってたら、あとから『知ってたならなんで先に言ってくれなかったの!』と、めっちゃ文句言われました(笑)
◇迷いつつ/アイーダ
(Vo:神永さん&飯田弟)
全国公演時から話題騒然だった達郎アイーダですが、全国ではあまりに達郎さんの高音がキツそうで掠れちゃって、話題先行にワクワクした分がっかりしました。
でも、でも!
達郎アイーダ、めっちゃクオリティ上がってた!
てか、男性なのにあのキーで余裕持って歌える方がおかしいから!
なに余裕たっぷり歌っちゃってるの!(笑)
◇サークル・オブ・ライフ/ライオンキング
(Vo:光川さん)
光川ラフィキは持ち役ですが未見だったので、ここで聴けたのは良かった。
やっぱりラフィキの歌声って高いのがデフォルトなの?
青山さん、金原さん、光川さん、茜さん、鄭さんを聞いてるけど、鄭さんを除いてみんな高い。
個人的には鄭さんのラフィキが一番好きなんだけどなぁ。
【第二幕】
◇ようこそ劇場へ/アプローズ
(Vo:飯田兄)
◇ワン/コーラスライン
ワンのシーンの演出(鏡が何列も平行にスライドして、その裏から人が出てきてフォーメーションになってくる)は全国の時から好きだなぁって思ってたんだけど、最前で見てると、スライドしてる鏡に前のラインの鏡の後ろにいる人が写ってるのが見えてしまい、ちょっと残念だなぁと。
◇ビー・アワ・ゲスト/美女と野獣
(◇終わりなき夜/ライオンキング)⇒カット
全国版ではインストながらに存在していたこの曲も東京版ではカット。
◇サウンド・オブ・ミュージック/サウンド・オブ・ミュージック
(Vo:井上さん) ※枠変更 女2⇒女1
全国版の枠で行くと、今回のキャストでは光川さんがこの曲を歌うはずだったんですが、持ち役で安定感抜群の井上さんが歌唱。
この曲はソンダンならではを求めるより、安定を求めたのは正解かもね。
◇もうすぐ17歳/サウンド・オブ・ミュージック
(Vo:斎藤さん&松元さん)
ロルフ持ち役の斎藤さんはもちろん、リーズルを持ってない松元さんも、これを聴いてると有りな気がします。
◇煉獄のおいら~暴走族~/夢から醒めた夢
(Vo:神永さん&西尾さん)
前回は男2のソロだと思ってたんだけど、一番最後の♪俺もここまで!の部分だけ、暴走族持ち役の西尾さんが歌ってる事を今回初めて知りました。
◇煉獄のおいら~ヤクザ~/夢から醒めた夢
(Vo:飯田兄)
お粗末な人生ね…とピコの迷言を言う姐さん役が光川さんだった。カトクミさんだと思ってたのに…(笑)
◇煉獄のおいら~部長~/夢から醒めた夢
(Vo:飯田弟)
昭和のヨッパリーマン、凄いサマになってるよね(笑)
『冗談じゃないよ!』の台詞が、八王子で観た時は悲壮感漂ってたけど、今回は『冗談じゃねーよ!』と怒りに満ちてました。
でも結局、呑んだ暮れて酔いつぶれる事には変わらんが…(笑)
◇アンパンマンマーチ
(Lead:飯田兄&井上さん)
♪何の為に生まれて何をして生きるのか~
この歌詞をヨッパリーマン飯田部長に投げかけると言う演出で、ソンダン魂では大不評だったバラード版アンパンマンマーチを爆笑ネタに昇華させたソンダン感謝ですが、今回は更に細かい所で笑ってしまった。
だって、その歌詞を歌ってるのが、実の兄ですよ?(笑)
ダメ人間な弟に対して兄が投げかけた言葉(救いの言葉なのか、貶しの言葉なのかで、また意味が変わる…笑)だと捉えると、これまた非常に滑稽…(笑)
◇友達はいいもんだ/ユタと不思議な仲間たち
(Lead:飯田兄だっけ?)
◇明日は近づく/ジョン万次郎の夢
(Vo:飯田兄)
ジョンマンの秋劇場での再演に不満を漏らしながらも、実は楽しみな自分がいます。
◇全ての山へ登れ/サウンド・オブ・ミュージック
(Lead:井上さん)
井上さん、同一公演でマリアと修道院長の両方を演じる快挙(笑)
◇心を開いて/ジョン万次郎の夢
(Lead:飯田弟だっけ?)
◇アンダー・ザ・シー/リトルマーメイド
(Vo:神永さん)
神永さん汗だくで歌ってましたが、李涛さん同様に歌に無理を感じる事はありませんでした。この曲難しいだろうに。
キャスト達の生楽器演奏も迫力ですね!
◇諦めないで/ジョン万次郎の夢
(Vo:松元さん)
この曲の良さを再認識したな。本編でも良く聴いてみよう。
◇スーパースター/ジーザス・クライスト=スーパースター
(Vo:飯田兄、ソウルガール=井上さん、光川さん、松元さん)
光川さんがめっちゃ近くまで来たのにはびっくりしましたが、この曲の迫りくるダンスが格好いい!
◇I GOT RYTHM/クレイジー・フォー・ユー
劇場中にキャストが散ります。
全国の時は近くに高田さんが来てくれるも握手出来ませんでしたが、今回は岩崎さんと握手出来ました。
◇愛をありがとう/夢から醒めた夢
カテコナンバー。
飯田兄が『本日は誠にありがとうございました、また劇場でお待ちしています』と、西尾さんが『ロビーでお待ちしてます』と言うお決まりの台詞を言って幕。
お見送りは劇場出口で二列。
オレは劇場外に向いて右側の列から出ました。
握手は…
加藤久美子さん
岩崎晋也さん(二度目)
松元恵美さん
飯田達郎さん
相原茜さん
齊藤洋一郎さん
大森瑞樹さん
岩崎さんは何気に握手率凄い高いな~。
◇キャッツ⇒ミストフェリーズ
◇ソンダンようこそ⇒お見送り
◇ソンダン感謝⇒カテコとお見送り
多分、今回の公演のダンキャプは岩崎さんとカトクミさんだと思うから、両方に『格好良かったですー』とお伝え出来て良かったなー。
ちなみに反応はカトクミさんの方が良かったです(笑)
あともう一人、お見送りで握手してもらった女性お名前わかりませんでした。
どなたか教えて下さい!達郎さんの隣にいた女性ダンサーさん!
そんな訳で、楽しい公演でした。
やっぱり『ようこそ劇場へ』より『感謝の花束』の方が楽しいね。
ノリからして全然違う。
もうチケット取ってないのが残念だなー(笑)
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