
同作品の鑑賞も今期5回目、通算8回目…通ったなぁ…。
今回は開演前にリハーサル見学会に参加。

当日春一番で強風吹き荒れる中、見学会参加はざっと60人前後と大盛況でした。
中には明らかに仕事を抜け出してきた感じのスーツ姿のOLも…(^-^;)
リハーサル見学はVOULEZ-VOUとLAY ALL YOUR LOVE ON MEの2シーン。
ダンキャプはハンドコさん、お喋り進行は山下啓太さん。
特にレイオールは足ヒレをつけて踊るのが凄く体力を消耗し、踊り終わったダンサー達が袖では見ていられない程ヘロヘロになってるとか、そのシーンで出てない男性アンサンブルは袖で影コーラスをやってるとか裏話を教えて貰いました。
影コーラスが存在するのは以前にテレビの特集か何かで観て知ってたけど、マンマにも存在したんだね。
リハ見後の恒例質疑応答への出演者は、司会進行に一和洋輔さん(ペッパー)、加藤久美子さん(アンサンブル)、荒川務さん(サム)、辻茜さん(リサ)、山下純輝さん(アンサンブル)
お喋り好きな荒川さんは毎度登場するよね(笑)
質問の内容は…
◇好きな作品、好きなシーン
◇自分の癖、ストレス解消法
◇難しい振り付けの覚え方
◇同じ作品で複数の役を演じ分ける時に注意すること。
◇纏まった休みが取れた時に行きたい場所
まぁ、四季ファンの皆様はある程度予想出来るのではないかと思いますが、主役は完全に荒川さんです(笑)
演じ分けについての質問は、以前に【夢から醒めた夢】のイベントでも荒川さんが同じ質問に答えてるんですが、その時は『我々は台本の内容を正確に伝えるのが仕事なんで、演じ分けるという概念はないんですよ』なんて言ってたのに、今回は『体が頭に付いて行かず、頭ではわかってても体がもう一つの役になってて、勝手に動く事があるから気をつけないと行けない』と、夢醒めの時とは全く違う事を言ってる上に、それに纏わる失敗談(atキャッツ)まで披露。どっちやねん(笑)
行きたい場所の質問で、一和さんと辻さんがオーロラ見学、カトクミさんがピラミッドに行きたいと答えたのを受けて、荒川さんは宇宙に行きたいと答えた所から荒川さんが暴走し、宇宙の神秘について語り始めてしまい、一和さんに強制終了されると言う、ある意味でお約束の結末に(笑)
マイクの音量が小さくて聞き取りにくい、質疑応答の時間が短く、一巡するのがギリギリと残念な箇所もありましたが、楽しいイベントでした。
時間までドトールで潰した後、いよいよ本編。
今回のルミカライトは緑を購入。千秋楽はオレンジにしようかな!
3ヶ月連続鑑賞キャンペーンも2冊目をゲット。

こちらキャストボード。

前回鑑賞(2/20)からのキャストチェンジは以下の通り。
ターニャ:増本藍さん⇒八重沢真美さん
ロージー:青山弥生さん⇒鈴木釉佳之さん
サム:阿久津陽一郎さん⇒荒川務さん
アリ:朴悠那さん⇒安宅小百合さん
八重沢ターニャと朴アリは今期公演中に既に観ていますが、荒川サムは前期公演時以来2年7ヶ月振り。
そして先週デビューしたばかりの新ロージー、ゆかのさん。
荒川さんとゆかのさん、元アイドルが2人(笑)
んだば雑感。
特に感想が無い曲、シーンは省略します。
◇MONEY,MONEY,MONEY
デビューから一ヶ月経過した江畑ドナ、デビューからたった1日で劇的な変化を見せたと聞くので、約1ヶ月振りの拝見となる今回はどの位変化してるかなーと思って観てみたけど、大して変化してませんでした(笑)
相変わらず“し”の音が変だし、全体的に発音が危うい…。
まぁ、前回みたく途中からソフィ役とゴチャゴチャに混ざる事は無くなってたかな。
そして初見になる釉佳之ロージー。
まずビジュアルは、青山ロージーや出雲ロージーよりもキャリアウーマン!って感じがします。
四季版ダイナモスは、身長がデコボコしてるイメージが強い(海外版は横幅がデコボコしてる)けど、そのイメージ崩す事もなく、違和感なし。
むしろ、釉佳之さんってあんなに身長低かったんだ…と言う感じすら受けました。
ジェニエニドッツ役で観てる時はそんな印象なかったんだけどなぁ。
◇THANK YOU FOR THE MUSIC
阿久津サムに耳が慣れちゃってるので、久し振りの荒川サムの細くて高い声は何だか凄く違和感…。
◇MAMMA MIA!
そう言えばこの曲って、初演時と現在では歌詞が変わってたんですね。
最近、初演時のPVを見つけて知りました。
初演時:♪覚えてるわあの裏切り 傷だらけで我慢したわ
現在:♪覚えてるわあの裏切り 傷だらけで耐えた日々を
今回は、サム『ハーイ…』ドナ『あなた!』のタイミングがイマイチでした。
ドナが『ハンドバックのお手入れとか色々あるから!』と言いながらバックステップで逃げ帰るシーンは、前回はぶつかる段差までの距離を目視で確認してたけど、さすがに身体が距離を覚えた様で、後ろを確認する動作はありませんでした。
そんな大慌てのドナを観た深水ビルが素敵な笑顔!(笑)
なんか、子供が失敗するのを優しく見守る父親の様な表情でした(笑)
◇CHIQUITITA
おかしいな!と思ったのが、ターニャとロージーがTシャツの話題をするとき。
ターニャ『結婚とは』ロージー『人生の墓場なり』って部分で、ターニャが胸元で『結婚とは』を手で表す時に右→左(右書き)だったんだよね。
ロージーが『人生の墓場なり』を表す時は当然、左→右(左書き)
横書きなんだから、右書きは変だよねぇ?
いつも右書きだったっけ?
◇DANCING QUEEN
ここで、予想通りの展開になったと言うかなんと言うか。
釉佳之ロージーなんだけど、釉佳之さんの声って凄く通りがいいじゃないですか?
横浜キャッツでジェニエニドッツを演じていた頃なんて連日連投だったのに、全然疲れを見せない声で、♪ぼーけんにーーはーーー…って歌ってたもんなぁ。
役者もキャラも知らなかった頃にジェニエニドッツを比較的早い段階で認識出来たのは釉佳之さんの歌声のお陰ですもん。
んで、その歌声で歌うダンシングクイーン…当然合唱なんだけど、特に声を張り上げる♪打ち鳴らそう“タンバリーン”…の部分、タンバリーン!って部分なんか完全にターニャの歌声を掻き消して釉佳之ロージーの歌声が突出。
いつもは、こういうシーンを観ると(バランス悪いなぁ…)って感じるんだけど、釉佳之さんの歌声が好きなせいか、釉佳之さん相変わらず凄い声量だなぁ、と贔屓目な感じを受けました。
◇LAY ALL YOUR LOVE ON ME
ソフィの『結婚って自由が無くなる事だと思ってるの?』と言う問い掛けに対するスカイのリアクションが面白すぎ(笑)
そうそう!とでも言うかの様にニヤニヤしてた田邊スカイが突然真顔になって『いや…』って言ったシーンが、慌てた様にいや…と言わずに、全く別キャラになったかの様にいや…と言ったのが面白すぎました。
リハ見で、踊り終わった後ヘトヘトになってると言ってたので、良く見てると確かにみんな肩で大きく息をしてます。
この状態で台詞を言わなきゃ行けないのは大変だなぁ。
◇SUPER TROUPER
『ドナ・シェリダン率いる世界最強の女性ロックバンド!』と言う影アナに対し、踊り狂ってた女の子達が『え、まさか!?』みたいな口パクをしてたのね。演技細かいなぁ。
でも、世界最強の女性ロックバンドなんて言いながら歌うのが全然ロックじゃないSUPER TROUPERってどうなのよ?
やっぱり激しいナンバーは息が続かないんでしょうか?(笑)
◇VOULEZ-VOU
サムの『ドナなんて怖くないさ!…あまりね』のタイミングを計り損ねたようで、『あまりね』の最後が♪ブーレーブーに被ってしまいました。
今回はこのシーン、スポットを浴びてるキャラ以外の後ろでスローモーションで動いてるキャラ達が何をしてるのかを注目しました。
サムの『ドナなんて怖くないさ!…あまりね』のタイミングで下手端、ターニャがハリーにキスを迫り、ハリーがそれを拒否!⇒拒否られたターニャがびっくり顔。
これがのちのハリーゲイ疑惑の発端ですね。
恐らくターニャはこれまでの旦那をこうやって落として来たんでしょう(笑)
ハリーの『君の願いは叶うよ!イエス!』のタイミングで、舞台奥下手寄り扉前、ペッパーがターニャの胸に顔を埋めてる!
これが二幕のDOES YOUR MOTHER KNOWの時にペッパーが言ってる、ゆうべの続きをしよう、に繋がるワケですね!
でもこれは、VOULEZ-VOUのシーンにそういう要素が隠されてると知らなければ気付かないよー!
◇UNDER ATTACK
すっごいスモークで、本当に舞台が見えないくらい真っ白になりました。
あと、これまではどうしても見逃していた、ソフィのベッドに乗り込むドナを、今回は登場からベッドに乗り込むまでしっかり見ることが出来ました。
ベッドが回転するタイミングに合わせて上手く乗り込まなきゃ行けないから意外に難しいかも?と思いました。
◇DOES YOUR MOTHER KNOW
八重沢さん喉の調子よくないかなぁ?この日は全体的に♭だった印象。
◇KNOWING ME KNOWING YOU
ドナが爆発しそうだ!と言って男性陣を追い払ったスカイ、この後に結婚式のスピーチか何かの練習をしてるんだね~。初めて知りました。
サムがソフィに、20年分のアドバイスを2分に纏めると言うシーン、ソフィはそれを避けるかの様に壁際の段差に飛び乗るけど、その時に足を踏み外すハプニング!
岡本さんも思わず『おっ…』と声に出してしまい、大きくバランスを崩しましたが、転倒などの事故に繋がらなくて良かった。
◇OUR LAST SUMMER
この曲も個人的には、歌詞が変わったかな?と言う気がしてるんですよね。
ドナの♪あの頃そう私の王子様~…って歌詞、前期は♪あの頃そう私の王子よ~…って歌ってた気がする。
◇SLIPPING THROUGH MY FINGERS
ノウイングではいつも号泣して、それを客席にきっちり見せる岡本ソフィだけど、この日は普段泣かないスリッピングでも泣いてました。
ドレスの背中をドナにとめてもらってる時、普段は開いている目を閉じ、口を真一文に結んで、妙に口元辺りに力が入ってるなーと感じたんで、まさかと思ったんですが、案の定と言うかドナが♪それなのにこの手をすり抜ける~…まで歌った時に、つーっと涙が溢れちゃってました。
昂ぶった感情を抑え切れなかったんだろうなぁ…。
◇TAKE A CHANCE ON ME
ロージーのソロナンバーですが、ダンシングクイーンの時とは打って変わって、釉佳之さん静かーな感じで歌ってた印象。
あと、♪私強いの~宛てにしてね~あなーたー…の部分でビルの顔を自分の胸に押し付けるロージーだけど、釉佳之さんちょっと身体ひねって、胸じゃなくて右肩に顔を押し付けてたな(笑)
我慢できなくなってロージーを押し倒したビルを目撃したペッパーが、しつこく『だって今ベルト外そうとしてたじゃないですか!』みたいなジェスチャーをビルにしてたのが面白かった(笑)
それから、このシーンでハリーが『今の連れ合い…ジャックさ!』とゲイを告白して、その時にロージーとの賭けに勝ったターニャがロージーの背中をパンッと叩いて、金銭の授受が行われるんだけど、その時のロージーがまるで自分が賭けに勝ったかの様にニコニコしながらターニャにお金を渡してたのが不思議な感じでした。
ロージーはハリーがゲイじゃない方に賭けてたんじゃないの?負けて悔しくないの?みたいな。
◇I DO,I DO,I DO,I DO,I DO,
荒川さん、声出なくなったね…。
♪ふたーりーでー…の高音が出ずに、音が消えちゃってた。
前期に見た時は荒川さんもちゃんと声出てたのに。
それから、樋口ドナは♪アイ……ドゥ!と歌う所を江畑ドナは♪アイ……ドゥアイドゥアイドゥ…って歌ってる。
海外版CDを聴くと江畑さんの歌い方が正解なのかな?
その直後にコーラスが歌う歌詞が大好きです。
♪とうとう実る二人の愛が
夢を信じ生きていこう
やっと届いた本当の声が
誓おうI Do,I Do,I Do,I Do,I Do,
長い道のり遥々越えて
辿り着く愛の家
心に決めたあなたへの愛
誓おうI Do,I Do,I Do,I Do,I Do,
この愛はもう壊れない
誓おうI Do,I Do,I Do,I Do,I Do,
生きていこう二人で手を取り
誓おうI Do,I Do,I Do,I Do,I Do,
何気にこの歌詞好きなんだよなぁ。
◇カテコ
ダンシングクイーンの振り付け、だいぶ覚えました!
今回は8割ついて行ったので次回予定の千秋楽では完全に出来る様に頑張ります(笑)
今回はカテコ多かったなぁ、6回くらい幕が上がったかな?盛り上って良かったです。
マンマは予定では次が最後、次は千秋楽です。
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