WAHAHA本舗【ワハハの力】 | たかびの自己満観劇ブログ
初のWAHAHA本舗鑑賞の為に赤坂へ。
 
赤坂ACTシアター。

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昔、劇団四季の赤坂ミュージカル劇場があった場所ですな。
 
開場待ちの間にお花の撮影。



春ですなー。
 
入口でこんなものを渡されました。

たかびの自己満観劇記
中身はガチでコンドームでした(爆)
 

WAHAHA本舗全体公演2011『ワハハの力』
 

WAHAHA本舗の公演を観るのは今回全くの初めて。
 
WAHAHAと言えばどうしても久本雅美と柴田理恵ってイメージなんですオレ。
 
そして完全なお笑い劇団だとばかり思ってたんだけど、どうやら違うらしい。
 
公演は一部と二部に分かれていて、確かに二部は時代劇“ぽい”もの。
 
しかし一部は全然違いました。
 
歌劇団の様な座員揃っての歌と踊りに始まり…
 
歌、ダンス、ラップ、漫才、一人芝居、殺陣、物真似、更にはコーラスラインのダンスシーン再現まで。
 
様々な芸が入れ替わり立ち代り出てきて凄く華やかな舞台でした。
 
その多くがシモネタ絡みだったのは、まぁWAHAHAのWAHAHAたる所以でしょうな(笑)
 
そして梅ちゃん(梅垣義明)登場。
 
入口で貰ったコンドームは何に使うの…え、風船代わりに膨らませ!?(爆)
 
膨らましたコンドーム風船を振り回して梅ちゃんの歌を盛り上げましたとさ。
 
15分の休憩の後に第二部。
 
時代劇、の様なもの、です。
 
幕末の数年間の出来事をカラオケで起きた数時間に例えたお芝居だそうです(爆)
 
新しい曲が好きの徳川幕府、歌は演歌に限る薩摩藩、コーラス重視な長州藩、海外からロカビリーを持ってきたペリー、それに新撰組や土佐藩まで絡んで『カラオケ徳川』での大騒動。
 
それぞれの藩がそれぞれの流儀の歌を推し進めては喧嘩をし、幕府はそれらをつまらんくだらんと足蹴。
 
しかし、それらの絡みは歴史の流れに沿って展開していく…
 
例えばこんな感じ。
 
演歌を推し進める薩摩藩の西郷隆盛と、コーラス重視な長州藩の高杉晋作の喧嘩を、土佐藩の坂本龍馬が仲介に入る。
 
坂本龍馬曰く、演歌の良さとコーラスのよさを合わせたものがある、それがムード歌謡じゃ。
 
お互いに納得した西郷隆盛と高杉晋作は、仲直りし手を組んで徳川倒幕を誓う。
 
語り部曰く、慶応2年ここに薩長同盟締結!
 

ってオイ!(爆死)
 
↑江戸時代の歴史をある程度知ってる@たかび、薩長同盟ネタがオチる前に脳内でネタバレしつつ、でも大ウケ。
 
他にも、蛤御門の変や桜田門外の変、江戸城明け渡しなどをネタにしてるので、特に江戸時代の歴史や時勢を知ってれば知ってるほど面白いですコレ(笑)
 
時代劇なのにACのパロディなど時事ネタを盛り込んでるギャップも面白く、爆笑続きな反面、オレ的には長州藩のコーラスが本当に綺麗で好きでした。
 
歌でもダンスでも魅せられるお笑い劇団、と言ったところでしょうか?
 
初のWAHAHA本舗、面白かった。
 
WAHAHAの全体公演は全国を回るらしく、その都合で年に1度しか全体公演が無いのが寂しいけど、来年の全体公演も是非行きたいですねー。