劇団四季『美女と野獣』を鑑賞してきました。
美女と野獣は9月に観て以来2度目。
9月に観た時はチケットの売れ行きを甘く見ていた為、良席が取れず端っこのA席になってしまいましたが、今回はきっちり3ヶ月前にチケットを押さえS1席8列目センターでした♪
何気に一昨日のサウンド・オブ・ミュージックに続き2夜連続の劇団四季鑑賞ですけど(笑)
まぁ、四季にあまり興味無い人から見れば、2夜連続とか呆れるでしょうけど。
大した事じゃござーせん。
(・∀・)
(・∀・)
前回の『美女と野獣』鑑賞の時は、マチネ【美女と野獣】~ソワレ【アイーダ】で1日に2本鑑賞しましたから(笑)
余談として、四季劇場には存在しないと思っていた『冬』は、春や秋と共に浜松町にあるんだとか。
ただ、それは劇場ではなく稽古場の名前で、地図にもパンフレットにも冬という名称は記載されてないらしい。
ベル役は坂本里咲さんというイメージが強く(過去にベルを演じた回数最多のベテランだし)、当然今回も坂本ベル&福井ビーストの組み合わせだと思ってたのに、ベルに鳥原如未さんがキャスティングされててビックリ。
どうやら昨夜の公演が、今回のキャス変1発目の公演だったみたい。
2度目ともなれば、もちろん作品自体はもう知ってるので、じっくり観るべきポイント、観たいポイントが頭の中で整理がついている分、しっかり観れると思うので感想も変わってくるのかなぁと。
んだば箇条書き感想文。
◇とにかく野獣の純粋さが可愛すぎる!(笑)
◇第一幕の見せ場はやっぱり、酒場でガストンやルフウが踊るダンス、Be our
Guestに乗せてベルや召使い達が踊るダンス、それから野獣のソロパートの3つじゃないかと。
◇酒場のダンスは、大人数(20人位?)でジョッキ同士をカチンコカチンコぶつけ合いながら踊るんだけど、全員タイミングばっちり。
音の芸だから1人でもタイミングがズレるとすぐバレちゃうもんね。さすがの完成度でした。
◇Be Our
Guestのシーンのダンスは、劇中でもショーという位置付けなのもあり、文句なしのエンターテイメント、ベルや召使い達のラインダンスや吹き出す花火は圧巻です。
◇野獣のソロパートは、野獣の苦悩を表す悲しげなナンバーを、城のバルコニーから顔を出した野獣が歌い上げるシーン…野獣の心理の変化が見え始めるシーンなので好きです。
◇火を使った演出が多く、劇場内はすごい花火の匂い…何だか劇場の名前の通り“夏”を思い出します(笑)
◇プロモーションビデオにも使われたセリフが出る度に、あのセリフはこのシーンのセリフだったのか…と一人で納得。
◇ちなみに、だんだんベルに心惹かれていく野獣のセリフの中で一番好きなのは…『ピンクだ!』です(笑)
↑何の変哲もないセリフなんだけど、ベルが着ているドレスについてコメントを求められた時に野獣が口走るセリフがこれ。
色の話をしてるんじゃないって!と思わずツッコミを入れたくなる様な事を真剣に叫ぶ野獣の純粋さ…と言うか不器用さが大好きです(笑)
◇第二幕の見せ場は個人的には2つあるかな…と。
◇1つ目、野獣や召使い達に魔法が解けるかも知れない希望が生まれた時に歌われる『人間に戻りたい』は、悪役のガストン一味とベルのお父さんを除くほぼ全ての俳優達が、客席に向けて歌う名シーン。アイーダの『神が愛するヌビア』同様に全身全霊を込められた歌声の迫力は並ぢゃない。もう鳥肌もんです。
◇そして2つ目はやっぱり、ミセス・ポットが歌うBeauty and the Beastをバックにベルと野獣が紡ぐ愛のシーンでしょう。
◇『ベル!僕は…!』『なあに!』
↑野獣が言いたい事を理解してる筈なのに、敢えて最後まで野獣の口から言わせようとするベルの心遣いが素敵過ぎる。
◇『なあに!』の台詞にサブテキスト(台本には書いてない、役者が台詞に込める気持ち、心の中の台詞の事)を当てるとしたら、『頑張って!』だと思わずにいられません。
◇クライマックスで、野獣の姿が一気に王子に変わるシーンの仕組みが知りたい。
◇魔法が解ける時に空中でくるくる回ってる野獣の身体は実は作りもので、その時間中に野獣のメイクを落としたり衣装替えしてのかなーとか予想してみたり。
◇もう1度観たい!
↑3度目突入の予感
↑3度目突入の予感
◇もっと前の席で観たい!
同じ作品を5回も6回も観に行く人の気持ちがわかり始めました。
↑ベル&野獣の如く心境に変化が出始めた模様の@たかび
♪陽は上り~またしずむ~いつの世も~変わらぬわ~恋心~
素晴らしい時間でした。
さて、次回の劇団四季鑑賞は年末のキャッツです。
今月だけで四季鑑賞3本…
(-.-;)
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