劇団四季【サウンド・オブ・ミュージック】 | たかびの自己満観劇ブログ
劇団四季『サウンド・オブ・ミュージック』を観てきました。

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劇場は浜松町にある『四季劇場・秋』
 
春、夏、海、自由に続き5つめの四季劇場訪問です。
 
劇場エントランスにはクリスマスツリー。

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ホールには、お隣の四季劇場・春で間もなく公演12周年を迎えるライオンキングのカウントダウンボード。

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こちら、本日の出演者一覧。

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今月から四季の会正会員になったワケですが、初めて会員証を提示したのが今日のパンフレット購入だったり(笑)

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↑会員価格が設定されてるのです。
 
さて、サウンド・オブ・ミュージック。
 
修道女マリアと、フォン・トラップ大佐をはじめとするトラップ一家との心の触れ合いを描いた世界的に有名な作品です。
 
オレ個人としては、子供の頃に観たアニメ【ハウス名作劇場・トラップ一家物語】を観て以来となる久し振りのサウンド・オブ・ミュージック鑑賞です。
 

劇場に入ってビックリ。
 

え…ガラガラ。
(・_・;)
 

え、待って待ってあせる
世界的な名作かつ、今日現在の劇団四季最新作の筈ですよこれ汗
 

そら…
 
お隣の[春]じゃライオンキングが公演12周年まであと2週間切ったとか…
 
北海道に11年振りの四季専用劇場がオープンして、こけら落としはエビータだとか…
 
大井町の[夏]じゃ美女と野獣が先月日本公演15周年を達成し尚且つ連日超満員だとか…
 
汐留の[海]じゃマンマ・ミーア!6年振りの東京公演がこの日曜日開幕とか…
 
横浜の[キャッツシアター]じゃ、キャッツがブロードウェイ版の公演回数記録を塗り替えちゃったとか…
 
話題はあっちこっちに分散してますけど。
 

そんな中ひっそり最新作。
 

ロングランなのに開幕から一年に満たないうちにこれじゃ…さすがにマズいのでは…。
 
それは一般発売のチケットで3列目センターとか取れちゃうワケだあせる
 

ま…幾ら劇団四季の最新作とは言え、去年まで劇団スイセイミュージカルが同じ題材の作品をやってたからなー…
(-ω-;)
 
でも、だからと言って侮るなかれ。
 
人気は無くとも名作です(笑)
 
今年に入って四季作品はライオンキング・美女と野獣・アイーダ・55STEPS・スルースと観てますけど、泣ける指数はズバ抜けて高いです。
 
そんなワケで箇条書きにて感想をば。
 

◇遮幕(しゃまく…光の加減でスクリーンにも透かしにもなる薄い幕の事)が、緞帳(一番外側の厚い幕。通常は幕が開くと言ったら緞帳が開く事を指す)の中に埋め込まれているという、他の劇場では見ない珍しい舞台装置にまず目を奪われた。
 
◇作中のBGMや伴奏はオーケストラの生演奏。どこにオーケストラピットがあるのかと思ったら、指揮者の頭の位置を見る限り(笑)どうやら舞台の真下にあるらしい。
 
◇登場するトラップ家の子供達は、一番上のお姉ちゃん(16歳)が成人俳優な以外は全てリアル子役(笑)一番下は小学校1年生らしい。
 
◇そんな小さな子達でもさすがの演技でした。
 
◇一幕の終盤で歌う事を覚えた子供達が父親であるトラップ大佐とその恋人?の男爵夫人の前で静かで綺麗なハーモニーを聴かせるシーンで涙の堰が早くも決壊…[e:791]
 
◇見ると斜め前のお姉さんも隣のおじ様も泣いてた。
 
◇その直後にトラップ大佐とのわだかまりが溶け、大佐に抱きつく子供達…ちょっと、それやられたら泣くしかないでしょ[e:259]
 
◇一幕の締めの修道院長のソロパートは必聴。その歌声に鳥肌が立ちます。
 
◇とにかく衣装の早替えが素晴らしい。花嫁衣装が30秒しないうちに普段着になるとか…舞台裏を観てみたい(大抵の場合、舞台裏は戦場ですけど)
 
◇ミュージカルには珍しく、笑いを狙った演出も多かった。
 
◇ドレミのうたやエーデルワイスなどお馴染みナンバーもたくさん。
 
◇途中、なんとな~く京都に行きたくなるシーンがあります(CMにこの作品の曲「わたしのお気に入り」が使われている為)
 
◇作品の終わり方が素晴らしく格好良かった。
 
◇労働基準法の都合上、子役達はカーテンコールに1度しか出られず。
 
↑通常、四季のカーテンコールは1ステージ辺り4~5回行われ、5回目ともなると観客席から失笑が聞こえるのが定番
 
◇そんなワケで、名作はやっぱり名作でした。感動した。
 
 
さて、次回の劇団四季鑑賞は『美女と野獣』です。
 
9月1日に続き今年2度目。
( ̄^ ̄)
良い作品は何度観てもええのです。