劇団四季【スルース(探偵)】 | たかびの自己満観劇ブログ
昨日は、劇団四季『スルース(探偵)』を鑑賞してきました。

たかびの自己満観劇記

劇団四季と言えばミュージカルのイメージが強いけど、今回鑑賞のスルースはミュージカルではなくストレートプレイ。

ミュージカルとストレートプレイ、これまでの鑑賞数はどっちが多いかと言えばもちろんストレートプレイの方が多いけど、劇団四季だけに限って言えばストレートプレイを観るのは初めてです。

劇場は浜松町の四季劇場・春&秋の隣にある四季自由劇場。

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四季劇場・春、夏、海に続いて自身が訪れる4つめの劇団四季専用劇場になりました。
 
ちなみに来月、5つめになる四季劇場・秋、6つめになるキヤノンキャッツシアターへ行きます。

こちら出演者表。

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男性がたった5人のみという少ない出演者です。

更に、右3人は声のみの出演なので、実際は男性2人によるお芝居です。
 
スルースはイギリスの推理小説を原作としてるらしく世界初演が1970年、劇団四季での初演は1973年、今回のスルースは2005年6月自由劇場での上演以来5年振りの再演だそうで、キャストは5人中アンドリュー・ワイク役以外の4人が5年前の公演からのスライドの様です。
 
作品は一切のBGMが無く、聴覚要素は役者の台詞と生音のみ(一部効果音、お芝居の1シーンとして使われたレコードプレイヤーから流れた音楽を除く)で進行していきます。
 
ミュージカルの様な歌という華やかな要素がない分、またBGMが無い分、特にこの作品はミュージカル以上に台詞が印象に残ります。
 
歌も音楽もダンスない、また実質俳優も2人しかいない静かなお芝居が面白いのかと言えば、これがまたユーモアのセンスが光るシーンがテンポ良く続き、つい見入ってしまった。
 
1幕では他のミュージカル作品にはない笑いを呼ぶ演出なども多く。
 
小さな劇団のストレートプレイをそれなりの数観ているので、こういった演出は珍しくもなんともないけど、逆に四季もこういった作品をやるんだ…という驚きがありました。
 
そして2幕ではスリリングな逆転劇。
 
1幕と2幕でそれぞれ「違った面白さ」を見せてくれました。
 
終演後は初めてオフステージイベントに参加しました。

オフステージイベントはその名の通り、舞台終演後に行われるイベントの事で、出演俳優陣と一緒に楽しめるイベント、実際に舞台に上がれるイベント、バックステージツアーなど様々な種類があります。

ただ、『四季の会』正会員以外(準会員・非会員)へのイベント情報のリリースが遅く、ほとんどの場合がチケット購入後にイベント情報を知り得る…みたいな感じ。

中にはチケット発売前に知り得るものもあるけど、稀です。

なので、チケットを購入した回の公演で『たまたま“一般公開の”イベントが行われた場合』に限り参加出来る、というのが実情なのです。

でも、12月からは正会員なので、もうそんな事は無いだろうけど。
( ̄ω ̄)

今回のイベントは『スルース(探偵)の夕べ 甦る伝説の舞台』という、出演者達と触れ合いがとれるイベントでした。

ミステリーの女王アガサ・クリスティの生誕120周年を記念してのイベントの様です。
 
イベント内容については公言しないで欲しいという事だったので触れませんけど、面白かった。
 

そしてイベント終演後、突然スタッフさんに呼び止められました。
 
 
 
う…スタッフさんが手に持ってるのは…
( ̄ウ ̄;)
 

一発でスタッフさんが何故声を掛けてきたのかわかりました。
 
スタッフさんが手に持ってたのは、ICレコーダー…俗に言うテレコってヤツです。
 
そう、観劇後のインタビュー収録に捕まっちゃいました[e:330]
 
イベントはどうだったか…お芝居はどうだったか…どこが面白かったか…。
 
同行者さんと共に道の端っこに連れていかれて色々聴かれました。
 
文章に起こされて会報か何かに使われるのかな~…
( ̄ウ ̄;)
 
さて、今後の劇団四季鑑賞は…
 
12月怒涛の3本。
 
サウンド・オブ・ミュージック、美女と野獣(2度目)、キャッツに行きます♪