御幣島駅 ～野里や大浦の渡し跡が残る駅～
御幣島駅は1997年（平成9年）3月のＪＲ東西線開通と同時に開業した駅です。
ＪＲ東西線の他の駅と同様、1面2線の地下駅となっています。
駅スタンプにはこの地にあった「野里の渡し」の記念碑と渡し船の様子が描かれています。「野里の渡し」は、淀川改修前の中津川にかかる渡しでしたが、明治になり「槲（かしわ）の橋」という木橋がかけられて廃止されてしまいました。
ＪＲ東西線の駅の壁面には、その地にちなんだ図柄が採用されています。
御幣島駅は駅スタンプと同じ渡し船が描かれています。かつて「野里の渡し」は尼崎へ向かう交通の要所だったそうですが、中津川が埋め立てられ商店街となった現代は渡し船がどこにあったのか全く想像すらできません。今では地下を走る列車が尼崎駅へ向かいます。
このスタンプは2015年2月21日に押印しました。
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