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三橋貴明の新刊、続々登場! 
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 三橋経済塾(後援会員のみ対象)の開催が6月18日に迫りました。塾生の募集は継続してありますので、ご興味がある後援会員の皆様は、以下のページからどうぞ。

http://mitsuhashi-takaaki.jp/wordpress/?page_id=5227


 イーストプレス社から先月出した「歴代総理の経済政策力 グランドビジョンを知れば経済がわかるhttp://www.amazon.co.jp/dp/4781605893 )」増刷が決まりましたぁっ! この本は時事ネタではなく、時期を選ばず売れ続ける本ですので、近々起きるであろう首相交代などのイベントでも、出版社側は期待していたりするようです。


 6月18日(土)18時30分~19時00分、BS11の「未来ビジョン 元気出せ!ニッポン!」 に出演します。(と言うか、収録した番組が放映されます)
http://www.bs11.jp/news/960/
『#62「日本復活の処方箋」(6月18日放送) ゲスト:三橋貴明(作家・経済評論家)
今回の東日本大震災をきっかけに、復興税という名の増税論が浮上してきたその増税を正当化する背景には、巷に蔓延する「日本財政破綻論」や「日本借金大国論」などの"作られた世論"がある。
はたして日本復興は本当に増税しかないのだろうか? 』


 財務省を批判しまくっているわたくしは地上波にはまず出られないのですが、CSやBSは大丈夫なのですよ。
 というわけで、番組では増税したい人たちが絶対に国民に知られたくないことを、喋りまくっていますので、ご期待ください。


 さて、欧州です。


EUとIMF、対ギリシャ融資第5弾を承認-欧州は新支援策を準備
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=jp09_newsarchive&sid=aT_9xGLkxy38
 欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)は、ギリシャ向け1100億ユーロ(約12兆9000億円)の救済枠から第5弾の融資を実行することを承認した。EU当局者は今後、投資家の「自主的」な役割を含めた新しい支援策の準備に専念する。 (後略)』


 ギリシャのパパンドレウ首相が「国有資産の売却」「公的部門の雇用の『大幅』削減」などを約束した結果、何とかIMFもOKを出しました。ギリシャへの第五次融資が実行に移されることになります。まあ、IMFがNOといった瞬間に、ギリシャはデフォルトに陥るので、仕方がないですけどね。


 とはいえ、あのDQN民族ギリシャ国民が、これを黙ってみのがすはずもなく、国内の緊張が高まっていくことになります。と言うよりも、またもやデモと暴動が大々的に発生することになるでしょう。


ポルトガル議会選:最大野党社会民主党と民衆党で過半数-出口調査
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=jp09_newsarchive&sid=ah5cyfNf7Peg
 ポルトガル議会選挙の出口調査によると、最大野党の社会民主党が勝利し、コエリョ党首が財政緊縮策を実行するための連立政権を樹立することが可能になった。同国は780億ユーロ(約9兆1500億円)の救済策の条件として緊縮財政措置を求められた。 (後略)』


 別に、ポルトガルの総選挙で第一党になるであろう社会民主党が勝利したために、緊縮財政が実施されるという分けではありません。単に、社会民主党と民衆党で過半数を得る見込みで、きちんと「政権ができる」ために、緊縮財政が実行に移される可能性が出てきた、という話です。


 ポルトガルにとって最も危険だったのは、どの党も政権をとれず、ベルギー状態(ベルギーはすでに一年間、正式な政府がない)に陥ることだったのです。政権が作られなければ、緊縮財政など採りようが無いわけですね。


 とはいえ、総選挙で勝利し、連立政権を組む両党が緊縮財政を拒否すると、やはりデフォルトです。両党は野党時代に緊縮財政を拒否し、ソクラテス首相(当時)を辞任に追い込んだわけですが、果たしてどうなりますやら。


 ベルギーで思い出しましたが、同国の暫定政権状態がついに一年間を突破してしまいました。


暫定政府なのに安定 ベルギー連立交渉1年
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011060502000036.html
 ベルギーに正式な政府のない異常事態が一年に達した。昨年六月の総選挙直後から難航していた北部オランダ語圏と南部フランス語圏の政党同士の連立交渉が今も続いている。これまで国政にも国民生活にも大きな支障は生じていないが、中途半端な政情に国民はいらだち、無関心も広がっている。(後略)』


 ベルギーでは、総選挙前に辞職したルテルム前首相が現在も暫定政権を率いています。ポルトガルの暫定政権をソクラテス前首相が率いていたのと同じです。


 このベルギーの暫定政権、正式の政府でもないくせにリビア戦争に戦闘機の派遣を決定したり、高速道路有料化や救急通報番号統一など、どう考えても「正式の政府でなければまずいだろう」と思われる政策を推進していますので、「政府とは一体何なんだ?」という疑問を感じざるを得ません。


 まあ、同じことは前首相に「ペテン師」呼ばわりされた首相が、職にしがみつくことだけを考えている、どこかの国の政府についても言えるんですけどね。


 増田悦佐氏ではないですが、日本のように政府関係者が「あそこまで」滅茶苦茶でも、我々一般の国民は生き抜かなければなりません。政府が全く当てにならない以上、民間が知恵を絞り、生き抜くための投資を積み重ねていかなければならないわけです。 


 政府や知識人階級がダメな結果、一般大衆の活力が強まり、経済覇権を握ったのが過去のオランダ、イギリス、そして現在のアメリカでした。


 我が国の現在の政府がここまで滅茶苦茶だと、本当に日本が次の経済覇権をとってしまいそうです。全く笑えない話ですが。


最後の一文で苦笑が浮かんでしまわれた方は、

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