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三橋貴明の新刊、続々登場!
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 日経ビジネスオンライン連載(http://business.nikkeibp.co.jp/?rt=nocnt )第二回掲載中!。皆様、ご支援のほどお願いいたします。

第二回 『関東大震災からの復興は「国債と減税」が支えた 歴史に学ぶ、当たり前の「財源確保策 」』

http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20110518/220028/


  朝日新聞出版の「日本経済、復興と成長の戦略 」、早くも増刷が決まりました。
 発売が5月20日ですが、一週間足らずでの重版決定は、同社としてはレアケースだそうです。ありがとうございます! 


 まさに混乱というよりは、無茶苦茶になってきました。


実際は海水注入停止せず 「注入継続が何より重要」 第1原発所長が独自判断
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110526/dst11052617110023-n2.htm
 東電は21日に同問題の経緯を初めて明らかにした際、12日午後8時20分に海水注入を再開したと説明していた。この点について東電は「当時、発電所からそういった報告があったが、適切な報告ではなかった」と発表内容を訂正した。東電は21日に問題の経緯を明らかにした時点で、吉田所長からの事情聴取は行っていなかったという。(後略)』


二転三転「海水注入」…政府は東電に任せきり
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110527-OYT1T00158.htm?from=main1
 東京電力福島第一原子力発電所1号機への海水注入中断問題は、注水が継続していたことが判明し、説明を二転三転させた政府の情報の信頼性を一層傷つけた。(後略)』


『「いったい何だったのか」=二転三転に困惑の笑み-班目委員長
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011052600947
 「何がどうなっているのか教えてほしい」。東京電力が福島第1原発1号機の海水注入を中断していなかったと訂正したことについて、原子力安全委員会の班目春樹委員長は26日の記者会見で、困惑した表情を浮かべた。(後略)』


 官邸、東電、そして福島原発の現場。


 国会で追及され、答弁が二転、三転し、何が正しいのか全く分からなくなっていた状況で、問題が根底から百八十度ひっくり返ったわけです。
 今回の海水注入については、東電が21日に詳細を「社として正式に」発表したわけですが、事実関係が丸ごと訂正された結果、もはや「何を信じて良いのか?」が国民には全く分からなくなってしまった状況です。


 これだけ情報が訂正されると、本当に何が正しいのか不明ですが、班目委員長が「いい面の皮」であることだけは確かです。何しろ、政府の東電統合対策室が21日に「班目委員長が再臨界の危険性があると発言した」と発表し、それに斑目氏が怒り狂い、翌日には「再臨界の危険性がゼロではないといった」に発言が修正されました。挙句の果てに、注入中断が事実ではなかったとするならば、「一体、何だったんだ・・・」という話になります。


 もはや東電の「海水注入停止せず」も正しいのかどうか、さっぱり分からない状況ですが、いずれにしても「尖閣問題」の処理とそっくりだと思ったのはわたくしだけではないはずです。手に負えなくなった挙句、「現場の判断」で政府首脳部が責任逃れをするというわけでございます。政府自ら当事者能力がないといっているようなものなんですけどね。


IMF欧州局長:ギリシャ向け次回融資、財政再建努力の審査後に判断
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=jp09_newsarchive&sid=abCF62v0cwi8
 国際通貨基金(IMF)は現在、ギリシャ政府と財政プログラムに関して協議しており、次回融資についての判断は同国の財政再建への取り組みの審査が完了した後に行う。IMFのボルヘス欧州局長が26日、明らかにした。
 同欧州局長はパリでの会議で記者団に対し、「われわれは現在、ギリシャに代表団を派遣し、財政再建プログラムの通常審査の条件について同国政府と交渉している。従って作業が完了した時点で判断を下す」と説明。「これはIMFの通常の手順だ」と付け加えた。 (後略)』


 ギリシャは6月にIMFから33億ユーロの融資を受ける予定になっているのですが、そのためにはEU(欧州連合)、IMF、そしてECB(欧州通貨基金)の三者の支持が必要になります。EUが追加支援を検討する際にも、やはり三者(EU、IMF、ECB)の支援を条件にしています。この三者は、ブルームバーグなどでは「トロイカ」などと呼ばれています。日本人の多くは「げ・・・」と思ってしまうネーミングですね。


 要するに、ECBがギリシャに支援をする際には、
「IMF、ECBの三社の支持があるから、ギリシャに支援する」
 となり、IMFがギリシャに支援する際には、 
「ECB、EUの支持があるから、ギリシャに支援する」
 と、互いに互いを睨みながら「お前が支援するなら、俺もするよ」という分かりやすい構図になっているわけです。


 現在、EU、IMF、ECBは、ギリシャの財政状況について調査をしており、来週、評価をまとめます。特に、IMFの融資の場合は、
「向こう12カ月間の借り換え保証が付与されない限り、IMFは行動を起こせない」
 という条件がついておりまして、トロイカの中で最も早期に「一抜けた」をする可能性がある組織です。
 
 最近のギリシャ問題は、フルマラソンで、
「もうギブアップ・・・・」
 と、足がフラフラになって倒れ込もうとしているランナーを、トロイカが周りから手を出して、懸命に支えているように思えてなりません。


 一度、休ませて(=ギリシャにユーロを離脱させて)、一息入れさせてから(=通貨暴落で輸出競争力が回復してから)フィールドに復帰させた方が、絶対にギリシャ国民のためだと思うわけでございます。


「結局、何が正しいんだ!」と、思われた方は、

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