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三橋貴明の新刊、続々登場!
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第二回 『報じられない米国の「輸出倍増計画」
「雇用!雇用!」と叫ぶオバマ大統領にとって日本は格好の標的』
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韓国の外交・内政の特徴として、都合の悪いことは前任者、もしくは過去の政治家のせいにして切り抜けようとするというものがあります。
典型的なのが、IMF管理下に置かれた韓国国民が、構造調整計画に苦しめられる最中、大統領の金大中氏が、
「IMF管理に置かれたのは、前任者の金永三氏のせいだから」
などと言って、国民の不満をそらそうとしたことです。ついでに、当時の韓国では、
「日本の銀行が韓国を見捨てたから、IMF管理になったんだ」
と、日本のせいにする論調が沸き起こり、国会で検証まで行われました。結果、日本の銀行は最後まで韓国に踏みとどまり、同国を支えようとしたことが明らかになってしまったわけですが、未だに、
「IMFは、日本のせい!」
と信じ込んでいる韓国人は多いようです。
韓国のように物事の責任を前任者や他国に押し付けるのも困ったものですが、日本ではそれどころではない人たちが、政権の座についてしまっています。とてもではないですが、韓国を笑える立場ではありません。
『海兵隊の「抑止力」は後付け 鳩山氏、普天間の全容語る
http://www.47news.jp/news/2011/02/post_20110213073300.html
鳩山由紀夫前首相は12日までに共同通信とのインタビューに応じ、首相在任中の課題だった米海兵隊普天間飛行場(沖縄宜野湾市)移設交渉の全容を初めて語った。
昨年5月に県外移設断念の理由として挙げた在沖縄海兵隊の「抑止力」について、鳩山氏は「辺野古しか残らなくなった時に理屈付けしなければならず『抑止力』という言葉を使った。方便と言われれば方便だった」と弁明し、抑止力は「後付け」の説明だったことを明らかにした。(中略)
鳩山氏は2009年総選挙の際に移設先を「最低でも県外」と発言したことについて「大いなる期待感をもって申し上げた」と述べ、具体的な見通しがなく戦略性が欠如していたことを認めた。県外移設が実現せず「沖縄の皆さんに申し訳なかった」と謝罪した。』
まあ、何ですね。とりあえず、
「議員辞職しろ!」
という感想以外、何も浮かんできません。
民主党という政党は、とにかく選挙に勝つためであれば、「嘘」「夢物語」をばら撒くことに特徴があります。というか、「嘘」「夢物語」をばら撒く以外には、ほとんど何もしません。
以前、「認知的不協和」という言葉を使い、民主党に投票した日本国民が自らの失敗を認めることができず、懸命に「良いところ」を探そうとしている心理状況について解説いたしました。
「鳩山さんは、顔が可愛いから」
とか何とか、意味不明な理由を思いつき、選択が間違っていなかったと、懸命に自分を納得させようとしていたわけです。
鳩山政権から菅直人政権となり、尖閣問題、TPP、北方領土問題などなど、内政はもちろんのこと、外交においても民主党に政権担当能力が皆無なことが国民の前にさらけ出されるようになり、ついに「認知的不協和」の段階を終了し、「憎悪」の段階に進んだようです。最近の選挙結果や、世論調査の状況を見ていると、09年夏に民主党に投票した人々が、騙されたことに怒るというよりも、憎んでいるように思えてなりません。
『内閣支持、最低の19%に 79%が与野党協議支持
http://www.47news.jp/news/2011/02/post_20110212164900.html
共同通信社が11、12日に実施した全国電話世論調査によると、菅内閣の支持率は19.9%と先月中旬の前回調査から12.3%下落し、発足後最低となった。20%を割り込んだのは鳩山内閣が退陣直前に記録した19.1%以来。(中略)
内閣不支持率は前回53.9%から63.4%に上昇した。(後略)』
菅政権の内閣支持率が、ついに共同調査で20%を切りました。時事通信の調査になると、17%前後にまで下がっているのではないでしょうか。すなわち「選挙の支持率」が15%を割り込んでいる可能性が高いということです。
また、最近の世論調査では、支持率の低さもさることながら、「不支持率の高さ」も特徴的です。TBSの最近の世論調査では、何と七割を超える人々が「不支持」を表明しました。ここまで日本人が「反対の意思」を明確にするのは、珍しいことだと思います。「認知的不協和」から「憎悪」の段階に進んだと考えているのは、これが一つの理由です。
エジプトでは、ムバラク大統領がついに辞任し、30年にわたる独裁体制が終了いたしました。エジプトの体制をひっくり返すには、百万人のデモが必要でした。ムバラク大統領は、別に法律に則って辞任したわけではないため、エジプトの政変は「革命」に分類されることになると思います。
しかし、日本で民主党政権に投票してしまった人たちが政権を「修正」するためには、単に「投票行為」を行えばいいわけです。日本でも「革命」なしに政権をひっくり返すことができなくなること。これこそが、わたくしが「新世紀のビッグブラザーへ
(PHP研究所)」で描いた世界であり、最も恐れていることになります。
民主党の一部の人たちのやり口を見ていると、日本を「革命」なしでは政権を変えられないような体制に持っていこうとしているように思えてならないわけです。というか、以前からそう思っていたからこそ、わたくしは「新世紀のビッグブラザーへ
(PHP研究所)」において、あそこまでグロテスクに民主党や在日韓国人などの姿を描いたわけでございます。何しろ、民主党内の社会主義協会派のある人物は、以前、
「暴力革命はもう諦めました。今は『選挙』を通じた『革命』を目指しています」
と、断言していたのです(政権交代前の話です)。
幸いなことに、日本は「まだ」革命なしに政権を倒せます。何しろ、民主党自身が09年夏に、まさしく「お手本」を示してくれました。日本では単に、有権者が自分の意志に基づいて投票行為をするだけでいいのです。
エジプトの「革命」と、民主党政権の醜態を見れば見るほど、「民主主義」の意義について深く考えさせられます。
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Klugにて「三橋貴明の『経済記事にはもうだまされない』」
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