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桜ゼミナール 2月 講師:中野 剛志氏 『TPP亡国論』

日 時:平成23年2月27日(日)午後2時~
講 師:中野 剛志 氏 (経済産業省、京都大学助教)

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桜ゼミナール 3月 講師:東谷 暁氏 『ちょっと待てTPP』~日本人の心と生き方を考える~

日 時:平成23年3月6日(日)午後2時~
講 師:東谷 暁 氏 (ジャーナリスト)

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三橋貴明の新刊、続々登場!

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 昨日から日経ビジネスオンラインにて『三橋貴明のTPP亡国論 -暴走する「尊農開国」』が始まりました。


 第一回目は『「平成の開国」意味分かって言っている? TPPとは「過激な日米FTA」にほかならない」』
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20110203/218273/
 になります。早速、昨日のアクセス数第一位を頂きました。ありがとうございます!


 相変わらず、アンケートで「とても参考になった」や「ぜひ読むべき」が極端に多い割に、コメント欄は賛否両論で、「いかにも」な方々も書き込んで、大荒れ状態になっています。


 「デフレ時代の富国論http://www.amazon.co.jp/dp/4828416293 )」の第四章で、藤井聡先生と対談している中にもありますが、「日本は破綻する!」「日本の公共投資は多すぎる!」「日本はグローバルで生きるしかない!」「日本は少子化だからデフレだ!」「日本の治安は悪化している!」「日本は輸出依存度が高い!」などとドミナントストーリー(自分の物語)を頑なに信じ込んでいる絶対的価値観の持ち主たちは、要するにストーカーです。ストーカーである以上、こちらがどれだけ「あの子は君のこと嫌いだよ」と理を尽くして説明しても、絶対に信じようとしないわけです。なぜならば、それは彼らのドミナントストーリーに反するためです。


 とはいえ、ストーカーチックな「破綻主義者」や「グローバルで生きるしかない主義者」が何を信じ込んでいようと、日本国民全体としてはどうでもいい話です。要は、この種の絶対的価値観の持ち主たちの異常性、間違いを、日本国民が共有すれば済む話というわけですね。


 というわけで、妙なコメントは絶えることはないと思いますが、皆様もどしどし『三橋貴明のTPP亡国論 -暴走する「尊農開国」 』にコメント頂ければと存じます。よろしくお願いいたします。


 中野剛志氏からのご投稿です。冒頭の「無駄な時間を過ごしてまして」に、思わず爆笑してしまいました。桜やニコ動などでは流れていないTPPの問題点を解説されています。


【TPPで日本が滅ぶ】 元経済産業省産業構造課課長補佐 京都大学大学院助教 中野剛志氏
http://www.choujintairiku.com/nakano1.html


 おお! 中野さんがグローバルインバランスの話をしているのを初めて見ました。
 ↓本ブログのユーザーさんならば、是非、ご視聴下さい! 平沼赳夫氏の「警鐘塾 第104鐘」です。


【民主党の失政 「コンクリートから人へ」は間違っている】
http://www.choujintairiku.com/keisho104.html


 巧くアクセスできない方は超人大陸のトップ(http://www.choujintairiku.com/index.html )から。


 与謝野氏がいなくなって、立ち上がれ日本の政策(財政政策)が首尾一貫としてきました。以下、平沼氏のお話の要旨になります。

「日本の公共投資は、『正しいデータ』に基づくと少ない
「橋や道路などのインフラの寿命は50年。高度成長期に造った膨大な量のインフラが寿命を迎えつつある。このままでは荒廃するアメリカのように『荒廃する日本』になる」
「日本はデフレギャップを埋めるために財政出動し、経済成長路線に戻った後に、消費税なり社会保障なりを考えればいい」

 というわけでございます。


 立ち上がれ日本同様に、かつてのドミナントストーリーを「包含する」オルタナティブストーリー(代替する物語)へ乗り換えればいいだけなのですよ、政治家の皆様。


 本日のメインはお馴染み竹本様からのご投稿になります。


--ご投稿(グルーポンCMと日本メディアの沈黙 竹本秀之)--


2011.02.08
昨日2月7日、アメリカにおいてスーパーボウルが開催された。アメフトは日本ではあまり人気がないがフォーブスの調査によるとブランド価値において夏季オリンピックやサッカーWカップをしのぐという。


◆引用
 スポーツイベントブランドランキング(東洋経済 2010 5/15※出典フォーブス)
 1位 スーパーボウル 420億円 (北米:アメフト)
 2位 夏季オリンピック 230億円
 3位 FIFAワールドカップ 120億円(サッカー)
 4位 UEFAチャンピオンズリーグ 110億円(サッカー)
 5位 MLBワールドシリーズ 106億円(北米:野球)
 6位 デイトナ500 100億円(北米:カーレース)
 7位 冬季オリンピック 93億円
 8位 NCAA男子バスケットボール決勝 90億円(北米:バスケ)
 9位 MLBオールスター 75億円(北米:野球)
 10位ケンタッキーダービー 67億円(北米:競馬)
◆引用終わり

 このスーパーボウルに最近何かと話題になっているグルーポンがCMを出した。その内容がチベットを侮蔑するものだとアメリカで話題になっている。ところが日本メディアはこの問題を一切、報道してない。チベットという中国様にとり触れてほしくない部分に関する話題だから意図的に報道していないと疑われる。いわゆる「報道しない自由」である。
 とりあえずグルーポンのCMを見てみよう。
http://abcnews.go.com/Business/groupon-super-bowl-commercial-ignites-controversy/story?id=12856998
(上記ABCニュースの中でCM動画を見ることができる)


 以下は私の要約である。英語が読めるかたはぜひ原文を参照していただきたい。
「チベットは世界で最も美しい景観をほこります。チベット人は苦しみの中にあり彼らの文化すら存続の危機に立たされています。ですがチベット人が作るフィッシュ・カレーは驚異的な美味しさです。そしてグルーポンで買うと30ドルの食事が15ドルになるのです」
 日本にも趣味の悪いCMはたくさんあるので別にグルーポンをことさら批判するつもりは無いが、しかしアメリカで大騒ぎになっているCM騒動が日本で全く報道されないことには不気味さを覚える。ひょっとすると
「次のチベット」は日本か?
 という思いすら感じる。

 客観的にグルーポンのCMを見ていこう。グルーポンはこのCMをどこで制作したか?中国である。そこで金銭的に潤ったのは中国のTV制作会社でありチベット人ではない。問題のひとつはこれである。


 チベット人に同情しているならチベットにお金を落とせと私は言いたい。


 次の問題は、そもそもチベットにフィッシュ・カレーがあるのかである。険しい山岳地帯であるチベットで魚を素材にしたカレー?

 そこで調べてみたらカレー自体はインド経由で伝わったらしい。だが食材はヤクとか山羊の仲間だった。少なくとも私が調べた範囲ではチベットでフィッシュ・カレーが出されているという検索結果は見つからなかった。

http://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&langpair=en%7Cja&u=http://www.bellaonline.com/articles/art50203.asp

 上記英語サイト(日本語に翻訳されている)によるとフィッシュカレーはインド南部州の名物であり、使用される魚はタラ、ティラピア、メカジキ、ベース、タラ、鯛やヒラメだそうだ。ティラピアは鯛科の魚だ。ベースは誤訳で日本で言うスズキである。つまりタラ、鯛科の魚、メカジキ、スズキやヒラメが材料である。チベットでメカジキが取れるのだろうか?私は聞いたことがない。

 つまりグルーポンのCMはチベット人に同情しているように見えてお金を中国に落とし、さらにチベットとインド南部料理を混同をするというお粗末な行為をやっているのだ。


 だが私は別にグルーポンを批判するつもりで、この文章を書いているわけではない。私が問題にしているのは、この「チベット人を侮辱している」とアメリカで大騒ぎになっている事件が日本メディアにより完璧に無視されている点だ。

 過去にもこうした事件は何度もおきている。例えばダライ・ラマと親交をもつ著名ジャズ・サックス奏者のお兄さんが殺害された事件があった。犯人は中国人だったが、ほとんどのメディアは犯人の国籍を報道しなかった。私はこの事件を以下の文章にまとめている。

http://www.afrobossa.sakura.ne.jp/view/view028.html

 再度、繰り返すがスーパーボウルでのグルーポンのCM自体は日本で流されたわけでもないし、趣味が悪いで済ますことができる。

 だが、日本メディアがこの事件を全く報道しないのは大きな問題だ。何故ならチベットという中国が嫌う話題を意図的に避けているように私には見えるからだ。

 こうした「報道しない自由」が延々と続けられれば、日本が「次のチベット」になるのは確実だろう。

 疑われる方は昨年、おきた尖閣諸島事件を思い出していただきたい。我々はもっともっと何が報道されてないかに注意を払うべきと私は考える。

 最後になるが、興味のある方は「日中記者交換協定」で検索していただきたい。

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 竹本様、ありがとうございました。


 本日は、午前、午後に一件ずつ雑誌の取材がありますので、この辺で。



相変わらずの日本メディアの報道姿勢に、怒りを禁じえない方は、

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