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◆◆◆講演会のお知らせ◆◆◆

【TPPは日本の国富拡大、国益推進に有益なのか?】~ 中野剛志氏&三橋貴明 トークセッション ~
 ◆日時: 平成23年2月19日(土)
 ◆時間: 14:00頃開始予定
 ◆場所: 未定(東京都内)
 ◆会費: ¥3,000  ※後援会員は¥1,000割引となります。
 ◆内容: 新著「デフレ時代の富国論(ビジネス社)」を題材に、中野剛志氏と三橋貴明が政治や経済、アメリカの戦略などを論議
お申し込みは、こちら ←から。

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  上記、【TPPは日本の国富拡大、国益推進に有益なのか?】中野剛志氏とのトークセッションですが、まだ締め切りまで二十日以上を残している状況で、参加申し込みが予定の半分を超えてしまいました。お申し込みご希望の方は、お急ぎ頂いた方がいいかも知れません。


 本日は久しぶりに「締め切り」がなく(仕事自体はあります)、追い詰められた状態から解放されましたので、軽めのエントリーでございます。(本当に、昨日までは地獄でした・・・)


 噂の週刊ポスト(ポルシェ万次郎様、お気遣い頂きありがとうございました)の記事「今こそ、バブルを!」に、三橋や藤井聡先生が登場しています。

 記事自体は十ページ近い長いものなのですが、なぜかわたくしと藤井先生の部分のみが引用され、ポストのWeb版に載っていました。記事には他にも沢山の方々が登場するにも関わらず、わたくし達の部分(の一部)だけが引用掲載されるとは、「ブログのネタにしてくれ」というポスト側の思惑でもあるのでしょうか。


 ちなみに、P41から49まで続くバブル(というか、デフレ対策)の記事中に登場する方々の中に、藤井先生の他にもうお一人、
「三橋さん、ファンです!」
 と仰って下さった方がいます。お分かりになりますかね。(発言内容を読むと、分かるかも知れません)


『「デフレに陥ったのは橋本内閣の政策のせい」と三橋貴明氏
http://www.news-postseven.com/archives/20110125_10870.html
 経済評論家の三橋貴明氏は、バブルがデフレの元凶というのは明らかな間違いと指摘する。
 「バブルが終わったのは村山内閣の頃でした。国富の総額は横ばいになった。この時期に景気テコ入れを行なえば“失われた10年”と呼ばれるデフレにはならなかった。しかし、次の橋本内閣が逆に財政再建を掲げて消費税引き上げや緊縮財政政策を取ったことで再び国富は減り始め、デフレスパイラルへと向かっていった
 京都大学大学院の藤井聡・教授(都市社会工学)も同じ見方だ。
デフレの原因は政府が1990年代に100兆円規模の財政出動でデフレ対策を打たなかった政治的な過ちにある。国民は今度こそ政府に徹底的な財政出動を通じたデフレ対策を求めるべきだと強く訴えたい」
 デフレ対策を怠った橋本首相自身、後に、「私は1997年から98年にかけて緊縮財政をやり、国民に迷惑をかけた。私の友人も自殺した。本当に申し訳なかった。国民に深くお詫びしたい」と語っている。
 デフレの元凶はバブルではなく、政治なのである。
※週刊ポスト2011年2月4日号』


 記事に言う「国富」とは、「デフレ時代の富国論 http://www.amazon.co.jp/dp/4828416293/  」で言う「国富」と同じものです。(同じ人物が書いたりインプットしたので、当たり前ですが)

 元々は内閣府が定義している統計的な「国富」なので、イメージや印象的な「富」の話ではなく、ずばり「数字」です。
 記者さんに以下のグラフのデータをお渡ししたところ、きちんと記事中でも使ってもらえました(Web版には載っていません)。


【1980年-08年 日本の国富の推移(単位:十億円)】
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/20101206-1.jpg


 わたくしは「面」型のグラフを好むのですが、ポストは同じデータから棒グラフを作成しています。

 嬉しかったのは、「バブル崩壊」はもちろん、「97年の緊縮財政開始」を明確にグラフ中に書きこんでくれたことです。すなわち、バブル崩壊後、村山政権期などに何とか「横ばい」程度になった国富が、橋本政権の緊縮財政開始以降、再び縮小が始まったという「事実」、すなわち「緊縮財政が日本の国富を縮小させ、デフレを悪化させた事実」を堂々と掲載してくれたことでございます。


 しかも、故・橋本龍太郎首相が緊縮財政を「後悔していた」という決定的な事実まで、記事(及びWeb)に載せてくれました。自民党の政治家の皆様は、橋本元総理の哀しい言葉の意味を、「今こそ」考えて欲しいと思います。なぜならば、民主党政権が橋本政権と全く同じ過ちを繰り返そうとしているからです。


 ちなみに、Webのタイトルが「デフレに陥ったのは橋本内閣の政策のせい」となっており、著書などで散々に「橋本政権の緊縮財政が切っ掛けで、デフレが悪化し」などと書いていますが、橋本元総理個人については、普天間問題の処理(民主党がぶち壊しましたが)などを見ていて、政治家として尊敬しています。しかも、橋本元総理ご自身が、記事中にもありますように、自分が実施した緊縮財政を大変後悔していらっしゃったのです(自分の政策のせいで、友人が自殺したというのは、あまりにも厳しすぎる現実だと思います)。


 とはいえ、本人に悪気がなく、後で死ぬほど後悔したとしても、政治家が決断した政策は「取り返しがつかない」わけです。


 この厳しい現実を、民主党の中に一人でも理解している人がいるでしょうか?




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