三橋貴明事務所。 お仕事のご依頼はこちらから
人気ブログランキングに参加しています。
人気ブログランキングへ
--------------
本日！、１０月５日 ２０：５５から、J-WaveのJAM THE WORLD（http://www.j-wave.co.jp/original/jamtheworld/
）に出演します。当ブログ初期からのユーザーさまはご存知でしょうが、わたくしは以前、０８年のウォン暴落時に韓国経済をテーマに本番組に出演したことがあります。今回は、予想はつくと思いますが、中国問題です。
要するに、先日のようなお話をするわけでございます。お楽しみに。
お待たせいたしましたあっ！！！
【４万２２４６票－参院選に自民党から立候補－無謀な戦いの全記録】
http://www.amazon.co.jp/dp/4594063020/
※現在、予約受付中！
本日のタイトル「魂のノンフィクションだ」は、帯に登場するある方から頂戴したメッセージなのですが、まだamazonには画像が上がっていませんね。本日中にアップされると思います。
『民主・小沢氏に検察審査会が「強制起訴」議決、野党攻勢へ
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920019&sid=aqDqr4cLuhtc
東京第５検察審査会は４日、民主党の小沢一郎 元代表を政治資金規正法違反容疑で２回目の「起訴相当」との議決を行った。これにより、小沢氏は裁判所が指定した弁護士によって強制起訴される。今後、野党側は小沢氏の「政治とカネ」をめぐる問題で政府・与党に攻勢を強める姿勢だ。 （後略）』
検察審査会の「起訴相当」議決により、小沢一郎氏が強制起訴になりました。野党は小沢氏の議員辞職要求や証人喚問などで、攻勢を強めていくでしょう。
今後は、民主党が小沢氏を「離党勧告」できるかどうかが焦点になっていくと思います。離党勧告ができれば、それなりに自浄能力があることを示せますが、何しろ先の代表戦で200人の国会議員が小沢氏に投票していますからねえ・・・。
先の尖閣問題のために、菅直人政権の政権担当能力の無さが明るみに出て、求心力が急激に低下していっています。民主党首脳部は小沢氏の離党勧告もできず、小さくまとまったまま通常国会に突入する可能性が高いのではないかと思います。（結果、火達磨）
この場合は、民主党自体が終焉への道を歩み始めるでしょう。何しろ、民主党は参議院で過半数を持っていないため、予算は時間切れで通せたとしても、関連法案を通せませんので。
【アイルランドの住宅価格指数推移】
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_30.html#ESRI
Klugのお仕事で、アイルランドの住宅指数をグラフ化しました。すでにダブリン市はピークから４３．３％住宅価格が下落しています。
アイルランドの状況については、Klugに詳しく書きましたので、ぜひご一読下さい。
【三橋貴明の「経済記事にはもうだまされない！」】
http://www.gci-klug.jp/mitsuhashi/
思えば、Klugの連載もついに７０回に到達しました。思えば、選挙期間中以外は毎週書いていたわけで、よくぞここまで持続できたものです。この勢いで１００回を目指したいと思います。
『アイルランド中銀、2010年の成長率見通しを0.2％に引き下げ
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT877800720101004
アイルランド中央銀行は４日に公表した四半期報告で、今年の国内総生産（ＧＤＰ）伸び率見通しを前回予想のプラス０．８％からプラス０．２％に下方修正した。また、財政に対する国際的な懸念を踏まえ、経済見通しの暗さが増すなかでも政府が一段の支出削減を迫られる可能性を指摘した。
中銀は世界経済の成長減速懸念を背景に、２０１１年のＧＤＰ見通しも前回四半期報告の２．８％増から２．４％増に下方修正した。』
アイルランド中央銀行が経済成長率の見通しを引き下げました。
実は、アイルランドはアングロ・アイリッシュ銀行などに１０００億ユーロ規模の救済資金を投じつつ、裏で公共投資などを削減する緊縮財政を実施しています。橋本政権と小泉政権（前期）を同時に実施しているようなものです。
結果、アイルランドの経済成長率はマイナスになる可能性が高く（アイルランド中銀も、現在のプラス成長率見込みは｢下振れ」するかも、と言っています）、財政赤字対GDP比率は悪化していくでしょう。
経済成長率の低迷を受け、銀行の救済しつつ緊縮財政を実施する政府にアイルランド国民の不満が高まっています。こうなると、当然野党が、
「政府は国民を苦しめる緊縮財政をやめろ！ レハニン（財務相）は辞任しろ！」
と、叫び始めました。
政府が「ユーロ加盟維持」路線なら、野党は「国民生活優先」路線というわけです。ある意味で分かりやすい対立構造です。政府が｢国民生活優先」路線に転換すると、今度は野党が「ユーロ加盟維持」を叫ぶのかも知れませんが、民主主義とはこういうものです。
いずれにせよ、アイルランドは政府と野党が明確な対立構造の下で政治を行っており、ある意味で羨ましいです。
財務省の「国の借金！」などというキャンペーンにだまされ続けている、どこかの国の政治家の皆さんとは大違いです。きちんと数字を自分の目で見て、自分の頭で考えるだけで、財務省式ミスリード・キャンペーンの嘘はすぐに見抜けると思うのですが。
最後の一節にご賛同頂けた方は、
↓このリンクをクリックを。
人気ブログランキングへ
※人気ブログランキング「政治部門」首位独走中です！応援ありがとうございます！
※ちょっと宣伝
※本ブログへのリンクは↓以下のバナーをご利用ください。
◇ポルパパのブログ
投資と車と日々の起業家日記
管理人：ポルパパさん
10/06/21 「経済ニュースが10倍よくわかる「新」日本経済入門」
（アスコム）発売開始！
10/06/18 「いつまでも経済がわからない日本人 「借金大国」というウソに騙されるな」
（徳間書店）発売開始！
10/06/10 「日本の未来、ほんとうは明るい！」
（WACC）発売開始！
10/06/08 「日本のグランドデザイン」
（講談社）発売開始！
Klugにて「三橋貴明の『経済記事にはもうだまされない』」
連載中
「三橋貴明の＜ウラ読み＞経済レポート」
本メルマガではセミナー、勉強会のご案内など、メルマガならではの情報発信をしていきます！
新世紀のビッグブラザーへ ホームページはこちらです。
新世紀のビッグブラザーへblog一覧はこちらです。