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日経ビジネスオンライン連載最終回 掲載中!
【“財政大黒字国”こそ破綻した現実 【最終回】もう一度言う「成長こそがすべての解」】
http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20100917/216290/?P=1
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 一昨日のエントリーで、


東京都で、中国人が公務執行妨害を犯したので、逮捕されました
 今回の尖閣諸島における漁船衝突事件は、↑これと全く同じ構造なわけで、日本側としては「法と証拠に基づいて厳正に処分」すれば良い話です。(中略)しつこいですが、尖閣諸島での公務執行妨害は、東京都(でも大阪市でも、札幌市でも)における中国人の不法行為と全く同じ扱いになります。当然ながら、日本が船長を釈放する超法規的行為などできるはずがないわけです』


 と書いたのですが、やっちゃいましたね、民主党、超法規的行為・・・


いらだつ首相「超法規的措置は取れないのか」
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100924-728653/news/20100925-OYT1T00154.htm
 「『超法規的措置』は、取れないのか」
 22日の訪米を控えた菅首相は、周囲にいらだちをぶつけた。沖縄・尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件で、中国の対抗措置の報告が次々に上がってきていた。
 首相は「民主党には(中国で副首相級の)戴秉国(たいへいこく)(国務委員)と話せるやつもいない。だからこういうことになるんだ」とこぼした、と関係者は語る。
 首相とその周辺が中国人船長の扱いをめぐる「落としどころ」を本気で探り始めたのは、船長の拘置期限が延長された19日以降のことだ。この日を境に中国政府は、日本人4人を拘束し、レアアース(希土類)の対日輸出禁止の動きに出るなど、本格的な「報復カード」を相次いで切った。
 実際に「船長釈放」に動いたのは、仙谷官房長官と前原外相だったとされる。
 23日朝、ニューヨーク。日中関係の行方を懸念するクリントン米国務長官と向かい合った前原外相は、こう自信ありげに伝えた。
 「まもなく解決しますから」
 那覇地検が船長を釈放すると発表したのは、その半日余り後の日本時間24日午後2時半だった。東京・霞が関の海上保安庁に、寝耳に水の一報が入ったのは、そのわずか10分ほど前。
 「戦争になるよりはいい。このまま行けば、駐日大使の引き揚げ、国交断絶もありえた」――。首相に近い政府筋は24日夜、船長釈放に政治判断が動いたことを、周囲に苦しげに認めた。(後略)』


 那覇地検が「政治判断」と釈放の理由を説明したことについて、民主党上層部から「那覇地検独自の判断。釈放に政治判断なし」との声が聞こえてきますが、それを信じる人は誰もいないでしょう。地方検事が独自判断で、「国際関係に考慮して」超法規的処理をするなど、できるはずがありません。


 民主党首脳部が検察に圧力をかけ、法律を捻じ曲げた釈放を実現させた上で、責任を全て地検に押し付けようとしていると考えるのが普通でしょう。いかにも「自分は決して悪くない。責任は全て他人にある」がモットーの、左翼政権らしいやり方です。


 結局のところ、少なくとも民主党の上層部は、中国や朝鮮半島の人たちと同じメンタリティであることが、この一事だけでも理解できます。嘘を平気でつき、嘘を繰り返し、そしてあまりにも平然とした態度で嘘を言うために、騙される人が次第に増えてくる。特に、日本人は「平然と嘘を言う」人に対して、無防備なところがあります。それこそが、現在の民主党やかつての社会党、それに中国や韓国、北朝鮮に、日本の国益を露骨に害されている最大の原因だと考えます。

 いつも書いている「日本人の情報リテラシー(読み取り能力)」は、結局、この問題に行き着くわけです。


 先日の永田町の『頑張れ日本!全国行動委員会  「民主党政権・糾弾!」 国民集会』において、三宅博先生が、
「中国や北朝鮮は恩を徒で返す人たちだ。しかし、今は恩を恩で返してくれている。普段は恩を徒で返す中国、北朝鮮が、日本人を目覚めさせてくれている恩人になっている
 という主旨のことを仰いました。
 まさしく、三宅先生の仰る通りに事態が進行しているように思えます。


日本に謝罪と賠償要求=船長帰国、「拘束で主権侵害」-中国
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010092500060
 中国外務省は25日、尖閣諸島(中国名・釣魚島)沖での漁船衝突事件で処分保留のまま釈放された中国漁船の※(※=簷の竹かんむりを取る)其雄船長(41)が帰国した後、「日本側は船長らを違法に拘束し、中国の領土と主権、国民の人権を侵犯した」と強く抗議する声明を発表し、日本側に謝罪と賠償を求める方針を明らかにした。(後略)』


 先日「日本国民がいない」という、西田昌司参議院議員の言葉をご紹介いたしました。
 民主党政権のあまりのやり口と、中国や北朝鮮のおかげで、日々「日本国民」が生まれつつあるのが現状だと信じます。
 そして近い将来、日本中が「日本国民」で埋め尽くされたとき、わたくしたちは心の底から感謝することになるわけです。
ありがとう中国、北朝鮮。日本には半世紀以上も『日本国民』がいなかったけれど、あなたたちのおかげで次々に『日本国民』が誕生し、日本は日本国民の国に戻りました。本当にありがとう」
 と。


日々「日本国民」が生まれつつあると思って頂いた方は
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