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【日経BO連載最新版】
第六回
【「輸出頼みニッポン」という大誤解、そして真の弱点とは 日本国家のグランドデザイン(前編)“世界6位”の面積を生かして】
http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20100903/216103/?bvr


 下記の写真募集、すでにご応募頂いている方がいらっしゃるようで、まことにありがとうございます。「なかなか良いものがきています」と、扶桑社さまからご連絡を受けています。(一応、締切は来週の火曜日14日です)
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・支援者の方で「参院選と三橋貴明」を象徴する写真を募集しています。
・「選挙本」のカバーおよび、表紙などで使用予定
・採用写真には薄謝進呈
・締切は9月14日(火)
fusosha@gmail.com
までお願いします。
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 本書のタイトルですが、扶桑社の編集様から「お見事」としか言いようがないアイデアが参っておりますので、恐らくそのまま進むのではないかと思います。何度か書きましたが、タイトルの決定権は作者ではなく、リスクをとる出版社にあるわけでございますが。


【Voice (ボイス) 2010年 10月号】 http://www.amazon.co.jp/dp/B00404MCHG/
 に、中国経済「墜落」に備えよ 「袋小路に突き当たった"投資依存"経済」 を寄稿しました。
 
 さて、本題。


『読売新聞「日本の国際競争力、6位浮上…技術革新に高評価」
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100909-OYT1T00387.htm?from=main1
 世界の政財界人らが集う「ダボス会議」を主宰する世界経済フォーラムは9日、各国・地域の国際競争力に関する2010年版の報告書を発表した。
 1位は2年連続でスイス、09年に首位から陥落した米国は2位から4位に後退。日本は6位で前年よりランクを二つ上げた。
 日本が浮上した理由について、同フォーラムは「技術革新などが高く評価された。巨額の財政赤字はマイナス材料で全体として競争力は向上していないが、他国も財政赤字が深刻で相対的に日本の順位が上がった」と説明した。(後略)』


 先日、世界経済フォーラムが各国・地域の国際競争力に関する報告書を発表しました。日本は前年の8位から6位に上昇したわけですが、この手の「日本が評価されているというニュース」が出たときは、ご存知のとおり、日本国内各紙の報道姿勢が大変面白いわけです。


 予め書いておきますと、さすがに読売新聞、朝日新聞、日経新聞、産経新聞、毎日新聞と、大手紙は全て「普通に」報道していました。ここで言う「普通に」とは、各紙のカラー的に普通にということでございます。暇な人は、読み比べると各紙のカラーが理解できて面白いと思います。


日経新聞 http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C9381959FE2EAE2E6888DE2EBE2EBE0E2E3E29C9CE2E2E2E2
毎日新聞 http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20100909k0000e020057000c.html
産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/100909/fnc1009091342015-n1.htm
朝日新聞 http://www.asahi.com/international/reuters/RTR201009090083.html


 しかし、この種のニュースまで「暗~い気持ち」になるように、もしくは「あの国」を讃えるための報道できる、「あの新聞社とあの新聞」は、結構凄いですね。これも一種の才能なのでしょうか。あるいは「このように」しか書けないのでしょうか。分かりません。


 ちなみに、主だった国々の順位は以下の通り( ()内は前年順位 )


1(1) スイス
2(4) スウェーデン
3(3) シンガポール
4(2) 米 国
5(7) ドイツ
6(8) 日 本
7(6) フィンランド
8(10) オランダ
9(5) デンマーク
10(9) カナダ
………………
22(19) 韓 国
27(29) 中 国
51(49) インド
58(56) ブラジル
63(63) ロシア
83(71) ギリシャ


 ところで、日本の新聞ではないですが、「米国の競争力がさらに低下し4位、日本10位内にとどまる-WEF 」という奇妙なタイトルで、日本が結局何位なのか、昨年からどう順位が変動したのかを書かない、不思議な報道をしたのがブルームバーグ。


ブルームバーグ「米国の競争力がさらに低下し4位、日本10位内にとどまる-WEF

http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920011&sid=aWzW4y8EylnE  』


 別に「あら探し」をしたいわけではないですが、日本の順位が「8位⇒6位」となったことを報じる記事で、「日本10位以内にとどまる」という見出しはないでしょう。

 しかも、記事中でも順位を書かないというのは、「何だかなあ・・・・」という感じです。


 明日は、この「The Global Competitiveness Report 2010-2011」の中身について入って見ると共に、「日本の競争力」について考えてみたいと思います。


ブルームバーグの見出しに「何だかなあ・・・」と思われた方は、
このリンクをクリックを。

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