三橋貴明事務所。 お仕事のご依頼はこちらから
人気ブログランキングに参加しています。
人気ブログランキングへ
--------------
昨日は原稿用紙50枚超(ブログ除く)も書いてしまった・・・・。〆切(単行本の)が近づき、徐々に切羽詰ってきております。
日経ビジネスオンライン連載「三橋貴明 暴論?あえて問う! 国債増発こそ日本を救う」シリーズ、三週連続「過去1週間のアクセスランキング」首位を獲得しました! ありがとうございます。今回、首位を獲得したエントリーはこちら↓。
連載第三回【「国の借金」意味分かって使ってる? 家計簿的発想で「国家のバランスシート」を見るなかれ】
http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20100816/215789/
日経BOのコメントなど読んでいると、未だに、
「三橋は国債を無限に発行できると言っているううううぅぅぅぅっっっ!」
などと、一方的に勝手な勘違いをして、批判している人を見かけます。何でしょう? まじめに記事を読んでいないか、真実、頭が悪いのか、いずれかとしか思えませんが。
国債を本当に無限に発行できるのでは、日本は無税国家になってしまいます。資源国じゃあるまいし、そんな甘い話があるわけがありません。
わたくしは単に、
「政府の役割は『金利』や『インフレ率』を見ながら、国債発行や財政出動、それに増税や規制緩和などで需給を調整することだ」
と、言っているだけなのですが。国債発行や財政出動が「需要不足」、増税は「需要過多」、そして規制緩和が「供給不足」に対するソリューションになります。
当たり前ですが、デフレ期(需要不足)にデフレ対策を行うのが政府の仕事であるのと同様に、インフレ期(需要過多、もしくは供給不足)にインフレ対策を行うのも政府の仕事でございます。わたくしが批判しているのは、インフレ期にデフレ対策を行ったり(実際に過去の日本でありました。いつでしょう?)、あるいはデフレ期にインフレ対策を行うことです。
というわけで、本日掲載された最新の日経BOのエントリー、連載第四回「デフレ環境下でインフレ対策を叫ぶ」が以下になります。
【デフレ環境下でインフレ対策を叫ぶ 「規制緩和しろ! 生産性を向上しろ! ムダを削れ!」すべて誤り】
http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20100820/215898/
ちなみに、今回の連載第四回は、前半部が先週(第三回)の続きになっています。そのため、第三回にもう一度目を通した後に、第四回を読んだ方が理解が進むと思います。何しろ、始まり方がこんな感じです。
『前回(第3回)、「誰かの負債は、誰かの資産。誰かの資産は、誰かの負債」「『国=政府』ではない」という2つの原則をご紹介した。原則というよりも、「常識」と呼ぶべきであるような気もするが。
連載第4回は、3つ目の原則をご紹介することから始めたい。これまた、覆すことが恐ろしく困難(不可能ではない)な原則である。
◆原則3:お金は使っても、消えない(後略)』
日経BOの連載は、木曜日に〆切、翌週火曜日に掲載となっています。当然、掲載時には次の回を書き始めているか、少なくとも構想を練り始めているため、この時間差が変な感じです。つまり、日経BOにエントリーが掲載された時点では、その執筆が完全に過去になってしまっており、「懐かしいなあ~」なんて感じてしまうのです。
Klugの連載の方は、月曜入稿、翌日から掲載開始なので、そんなことはないのですが。
明日は中国。
※人気ブログランキング「政治部門」首位独走中です!応援ありがとうございます!
引き続き三橋貴明をご支援下さる方は、
↓このリンクをクリックを。
※本ブログへのリンクは↓以下のバナーをご利用ください。
◇ポルパパのブログ
投資と車と日々の起業家日記
管理人:ポルパパさん
10/06/21 「経済ニュースが10倍よくわかる「新」日本経済入門」
(アスコム)発売開始!
10/06/18 「いつまでも経済がわからない日本人 「借金大国」というウソに騙されるな」
(徳間書店)発売開始!
10/06/10 「日本の未来、ほんとうは明るい!」
(WACC)発売開始!
10/06/08 「日本のグランドデザイン」
(講談社)発売開始!
Klugにて「三橋貴明の『経済記事にはもうだまされない』」
連載中
「三橋貴明の<ウラ読み>経済レポート」
本メルマガではセミナー、勉強会のご案内など、メルマガならではの情報発信をしていきます!
新世紀のビッグブラザーへ ホームページはこちらです。
新世紀のビッグブラザーへblog一覧はこちらです。