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 第22回参議院選挙の三橋貴明得票数の県別内訳が出ました。


【第22回参議院選挙 三橋貴明得票数県別内訳 】
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_29.html#22


 予想通り、東京でほぼ二割、首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)で四割超という結果になっています。ここに加えて大阪、兵庫の二県で11%、愛知が約5%、福岡が3.7%、北海道が3.2%、熊本が2.7%、静岡が2.4%と上位を占めています。
 愛知、福岡、北海道とは、要するに名古屋市、福岡市、札幌市でしょう。すなわち、札幌市、東京圏、名古屋圏、関西圏、福岡市などの大都市圏だけで、全体の64%を占めているわけでございます。
 残りの上位二県、熊本県と静岡県は、ご存知の通り特殊要因がございます。熊本県は生まれ故郷、静岡県は強力なご支援者の方がいらっしゃいます。


 投開票日以降、メールやお電話、コメントやツイッターなどで膨大な応援、お見舞いのメッセージを頂き、まことにありがとうございました。後援会のスタッフを含め、本当に救われた思いです。


 ところで、コメント欄などで色々と説明を求める声が上がっていますが、問題の多くに人間関係が絡んでいるため、インターネットでオープンに説明することは甚だしく困難である事をご理解頂きたいと思います。もちろん、内部では敗因分析などをきちんとしていますが、それを外部に公開することはできません。
 後援会会員の方々にはご説明したいところですが、以前、わたくしが後援会会員宛メールに少しだけ書いたことに尾ひれはひれがついて、全然違う内容としてインターネットで広まってしまったことを思うと、躊躇するところです。直接会って、お話しするのは構いませんし、実際にしているのですが。 
 インターネット上に情報を公開するということは、その拡散スピードが極端なことから、慎重にも慎重を重ねなければなりません。
 と言いますか、本当に知りたいのであれば、「インターネット上でオープンに説明しろ」などと無茶なことを言わずに、直接、聞いてくれればいいと思うのですが・・・・。わたくしはメールも電話もオープンなのですから。


 さて、昨日の続きですが、今回の参議院選挙の比例代表は「本当に」記名投票が少なくなっています。昨日、自民党比例代表の当選ラインが20万票から10万票に落ちてしまったと書きましたが、民主党も似たようなものです。


有田 芳生 373,834
谷  亮子 352,594
直嶋 正行 207,821
小林 正夫 207,227
柳沢 光美 159,325
石橋 通宏 150,113
難波 奨二 144,782
津田弥太郎 143,048
那谷屋正義 139,006
江崎  孝 133,248
藤末 健三 128,511
加藤 敏幸 120,987
前田 武志 118,248
田城  郁 113,468
白  真勲 111,376
西村 正美 100,932
----------<<ここまで当選
八代 英太 89,740
安藤 高夫 71,346
喜納 昌吉 70,726
板倉 一幸 70,521
小寺 弘之 68,346
松岡  徹 68,118
工藤堅太郎 66,585
石井  茂 62,905
田村耕太郎 60,688
円 より子 57,009
池谷 幸雄 54,155
清水 信次 52,716
土田 博和 52,439
大石 正光 48,282
桂 きん枝 47,792(以下略)


 民主党の当選ラインも、ちょうど自民党と同じ10万台となっています。さらに、たちあがれ日本を見てみましょう。


片山虎之助 117,636
----------<<ここまで当選
中畑  清 111,597
村岡 敏英 69,375
中山 成彬 60,358
中川 義雄 50,236
杉村 太蔵 31,146
三木 圭恵 14,720
藤井 厳喜 10,194
岡  佑樹 9,003


 中畑さんは自民や民主の当選ラインをクリアしているにも関わらず、たちあがれ日本の政党名票が(自民や民主に比べ)少ないため、議席割り当てが少なくなり、落選されてしまいました。逆に、新党改革の方は、政党名票が相対的に多かった(約百万)ため、荒井広幸氏が6万5千票で当選されました。
 そして、政党名票が相対的に少なかった日本創新党(政党名票32万)と国民新党(政党名票48万)では、中田宏氏が12万、長谷川憲正氏が何と40万6千票を獲得したにも関わらず、議席が割り当てられず、お二人とも落選されてしまいました。長谷川憲正氏の「40万票取ったにも関わらず、落選」というのは、非拘束名簿方式の最高記録だと思います。


 昨日は、自民党が「組織票」の効果を失った結果、自民党の当選ラインが下がったと書きましたが、実際には民主党も同じような状況ということです。また、長谷川氏のように郵政票を大量に取得しても、属している党の政党名票によっては落選してしまうということでございます。
 結局のところ、何が言いたいのかといえば、
「再チャレンジするからには、今度こそ勝とう!」
 ということです。


 恐らく各党も首をひねりつつ、分析を進めていると思いますが、今回の参議院選挙の比例代表の得票モデルは、明らかにこれまでとは違います。この辺りについて多くの方々、組織と情報交換をしつつ、今後の戦略を練りたいと考えているわけです。




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