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◇まずは6月23日までの予定です。
本日(6月21日):18時から札幌すすきのにて街頭演説
http://mitsuhashi-takaaki.jp/wordpress/?p=1981
明日6月22日(火):18時30分から沖縄県那覇市で講演会「三橋貴明講演会~実はこんなに明るい日本の経済~」
http://mitsuhashi-takaaki.jp/wordpress/?p=1766
6月23日(水):12:30から福岡市の天神警固公園で街頭演説会(公示日前ラスト!)
http://mitsuhashi-takaaki.jp/wordpress/?p=3478
同日 ニコニコ生放送(SPA!生)にて史上初インターネット決起大会(みたいなもの)
6月24日以降の予定は、近々に後援会のHPにアップされます。基本的にその後は予定変更無しで、7月11日までを戦い抜くことになりますので、何卒よろしくお願い致します。
『「不幸の最小化」力説=菅首相
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010062000345
「不幸の最小化こそ、政治権力を使ってやるべき仕事だ」。菅直人首相は20日、東京都町田市などで行った街頭演説で、就任会見の際に掲げた「最小不幸社会」について力説した。
首相は「人の幸せにはいろいろな形があり、それを決めつけ、押しつけるのは政治のあるべき姿ではない」と強調。その上で、「最小不幸社会」について「決して消極的な意見ではない。戦争を起こさない、貧困をなくすといった不幸の最小化は、最も積極的な政治の方向性だ」と訴え、「縮み志向」「弱者切り捨て」といった野党の批判に反論した。』
え~、お分かりだとは思いますが、「成長こそが全ての解!」と力説している三橋は、菅直人首相の「最小不幸社会」的なコンセプトが大嫌いです。この手の「既存のパイを分け合い、不幸な人々を助ける」という発想は、確実に日本のギリシャ化に繋がるためです。
ギリシャ化とは何かといえば、労働組合や「弱者の権力」が強力に成りすぎた結果、いわゆる「手当系」の政府支出がひたすら拡大していった社会のことです。
ギリシャにおいては、月収三か月分の公務員手当や極端に優遇された年金が「既得権益」と化し、政府は延々とその支払を強いられることになりました。ギリシャは経常収支赤字国で、国内に過剰貯蓄が溢れているわけではありませんので、結局のところ「海外から借りる」という最悪の手段をもって、ギリシャは国内の手当系支出を維持することを続けていたわけです。(結果、破綻寸前となりました)
手当系の政府支出の問題点は、経済成長に今ひとつ貢献しない(可能性がある)ことだけではありません。
手当を受けた人々が、それを「当然の権利」として受け止め、問題になった場合になかなか廃止できないという特徴があるのです。すなわち、手当の「既得権益」化です。
子ども手当にせよ、農家個別補償にせよ、それを受け取った人は、この「政府から家計への贈与」を「当然の権利」として認識してしまうでしょう。当然の権利として政府からお金を受け取っている以上、それが廃止される際には時の政権にダメージが行かないわけにはいきません。
すなわち、民主党が始めた子ども手当を廃止することは、かなりの政治的なリスクを伴うわけです。そのリスクに政府が脅え、各種手当を廃止することができなかった国の行く末が、ギリシャなわけでございます。
民主党というのは、本当に卑怯な政党です。選挙対策で手当をはじめ、それを廃止せざるを得ない状況のことなど、何も考えていません。どうせ、
「そのときは、自分たちはもう政界を引退しているから、別にいいやw」
程度の認識でしかないのでしょう。
国民に甘い「手当」を選挙対策として始め、その結果については一切、責任を負う気がないわけです。ここまで無責任な政党が政権を握った例は、日本の過去の歴史にはないでしょう。
民主党の無責任ぶりは、各種手当系バラマキに限りません。
消費税の問題については、なぜか自民党の「税率」に相乗りし、菅直人首相が「10%に」と発言しました。(その後、撤回やら発言修正やらで、てんやわんやになっているようですが)
自民党と民主党の政策は、違います。それにも関わらず、なぜ民主党の首相が消費税について「自民党と同じ」数値に上げると発言するのでしょうか。
ちなみに、自民党の「10%」には、2025年時点の社会保障(医療、年金、介護)を維持するために、恒久的な安定財源が必要であるという「数値的根拠」があります。それでは、民主党の「10%」には、いかなる数値的根拠があるのでしょうか。(三橋の消費税に対する姿勢は、これまで散々に書いたので省略します。過去エントリーもしくは「高校生でも分かる日本経済のすごさ」をご参照下さい)
要するに、民主党は何ら政策的根拠、数値的な根拠無しに、
「自民が10%と言っているから、オレたちも10%でいいや~」
的な無責任さで「10%」と発言したわけです。
これほどまでに無責任かつ不真面目な政党に、いつまでも日本の舵取りを任せておくわけにはいきません。
「最小不幸社会」などという縮み志向な日本ではなく、確固たる経済成長を実現する日本を実現するためにも、皆さまのいっそうのご指導、ご鞭撻を、何卒よろしくお願い申し上げます。
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◇◇◇イベントのお知らせ◇◇◇
6月21日 街頭活動(札幌)
※三橋貴明 北海道初上陸!
6月22日 三橋貴明講演会~実はこんなに明るい日本の経済~(那覇)
※三橋貴明 沖縄に再上陸!
6月23日 街頭活動(福岡市)
同じく
6月23日 21:00(or21:30)~ インターネットにおけるイベント
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Klugにて「三橋貴明の『経済記事にはもうだまされない』」
連載中
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