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まずは6月23日までの予定です。
本日(6月20日):10時から横浜駅前(みなみ西口前)で街頭演説⇒11:30から川崎駅前(東口ルフロン前)で街頭演説
http://mitsuhashi-takaaki.jp/wordpress/?p=3506
同日17時から音楽ライブイベントにゲスト参加(横浜)
http://mitsuhashi-takaaki.jp/wordpress/?p=1679
明日(6月21日):18時から札幌すすきのにて街頭演説
http://mitsuhashi-takaaki.jp/wordpress/?p=1981
6月22日(火):18時30分から沖縄県那覇市で講演会「三橋貴明講演会~実はこんなに明るい日本の経済~」
http://mitsuhashi-takaaki.jp/wordpress/?p=1766
6月23日(水):12:30から福岡市の天神警固公園で街頭演説会(公示日前ラスト!)
http://mitsuhashi-takaaki.jp/wordpress/?p=3478
同日 ニコニコ生放送(SPA!生)にて史上初インターネット決起大会(みたいなもの)
6月24日以降の予定は、近々に後援会のHPにアップされます。基本的にその後は予定変更無しで、7月11日までを戦い抜くことになりますので、何卒よろしくお願い致します。
昨日のアスコムセミナーで、
「近々にでも中国は人民元の対ドル固定相場制を解消せざるを得ない」
という話をさせて頂きましたが、早速来ました。
『中国人民銀:元の弾力性拡大を容認―固定相場制廃止を示唆
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90900001&sid=aQ9rwh2PxhmA
中国人民銀行(中央銀行)は19日、人民元の弾力性拡大を容認すると発表した。カナダ・トロントで26日から開催される20カ国・地域(G20)首脳会議を1週間後に控え、1年11カ月にわたって続けてきた米ドルに対する元レートの事実上のペッグ制(固定相場制)の終了を示唆した。 (後略)』
もちろん「示唆」であって、固定相場廃止を決定したわけではありません。とは言え、この手の政治的発言が「始まらなければならない時期」を迎えたのは確かでしょう。このままでは、アメリカ議会が中国を「為替操作認定国」にする可能性が高いですから、中国側も何らかのアクションを起こさなければならないわけです。
さて、中国が08年7月に人民元を「管理フロート制」から対ドル固定相場制に戻したのは、もちろん国内景気の悪化を「外需」を活用して最小限に食い止めるためでした。
結果的に、09年に経常収支赤字国が赤字の縮小を始め、反対側で黒字も減り、グローバルインバランスが解消に向かったにも関わらず、中国はただ一国、経常収支の黒字を維持しました。
【世界の経常収支黒字国・赤字国 ベスト10(09年)の推移 】
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/CurrentAccountWorld09.JPG
とはいえ、さすがの中国も09年の経常収支黒字を減らさざるを得ませんでした。結果的に、09年の中国のGDP上で、純輸出は対前年比で46%の減少に終わったのです。
純輸出が減り、対GDP比での割合も大きく下げた結果、中国のGDPはますます「異様度」を高めつつあります。
◆中国の2009年名目GDP 百分比◆
個人消費支出 : 35.64%
政府消費支出 : 13%
総固定資本形成 : 45.48%
在庫変動 : 2・04%
純輸出 : 3.83%
※総固定資本形成=民間住宅投資+民間企業設備投資+公共投資
出典:JETRO
上記のとおり、現在の中国は何と「投資(総固定資本形成)」がGDPの半分近く(45.5%)にまで達するという、物凄い状況になっています。(ちなみに、同数値は08年が40%で、07年が39%)
政府の景気対策による公共投資、さらには民間の銀行から半強制的に融資されたお金が不動産相場になだれ込み、中国はかつてないほどに「投資依存」な経済になってしまっています。アメリカの個人消費がGDPの七割を越えたときも驚きましたが、中国の投資が45%に達したのも同じく吃驚しました。
現在の欧米諸国の状況を見る限り、07年まで続いたバブル的な需要拡大の時期は、今後しばらくは訪れないでしょう。そんな中で、人民元の対ドル固定相場制が終了し、各地でストライキ(本来は憲法違反のはずなのですが・・・)が相次ぎ、不動産バブルが崩壊の時期を迎えようとしています。こうなると、またまた公共投資中心の景気の下支えをせざるを得ないでしょうが、民間銀行経由で140兆円もの金を企業に融資させてしまったため、以前のような国債の順調な消化は難しくなるでしょう。(実際に、インフレ懸念で中国の国債は札割れを数回起こしている)
中国共産党は、今度は果たしていかなる手を打ってくるのか。
本来であれば、日本政府が上記のような認識に基づき、日本の国益を最大限に高めるように外国と相対していかなければならないわけです。とはいえ、現状の民主党政権には戦略性が皆無で、あるのは選挙対策ばかりです。
結局のところ、「平均的に知識水準が高い」日本国民自身がさらなる知恵を身につけ、情報交換しながら国益を追求していくのが最も近道であるというのが、わたくしの結論なわけです。
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◇◇◇イベントのお知らせ◇◇◇
6月20日 街頭活動(横浜、川崎)
同じく
6月20日 横浜のイベント
テーマ「6月20日横浜にて英霊来世と三橋貴明がライブ~民主党をDISろう!undergroundから日本を変えよう」 入場料1000円
詳細は横浜支部HPへ http://yokohama.pecori.jp/
※主催MC-KLA
6月21日 街頭活動(札幌)
※三橋貴明 北海道初上陸!
6月22日 三橋貴明講演会~実はこんなに明るい日本の経済~(那覇)
※三橋貴明 沖縄に再上陸!
6月23日 街頭活動(福岡市)
同じく
6月23日 21:00(or21:30)~ インターネットにおけるイベント
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Klugにて「三橋貴明の『経済記事にはもうだまされない』」
連載中
「三橋貴明の<ウラ読み>経済レポート」
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