マーケットイン

※三橋のスケジュールは「三橋貴明後援会」のホームページ↑のトップをご覧下さい。

三橋貴明事務所。お仕事のご依頼はこちらから　

人気ブログランキングに参加しています。

人気ブログランキングへ

--------------

　先日来、人気ブログランキングのバナーを（↑）トップにも載せています。何卒クリックのほどよろしくお願い致します。

　出版社及び筆者の想像を超える売れ行きを見せている日下公人氏との対談本「アメリカ、中国、そして日本経済はこうなる（ワック社）」ですが、ついにamazon在庫切れ状態になり、「通常3~5週間以内に発送します。」になってしまいました。まことに申しわけありません。
　ワック社はご存知の通り、出版直後に重版を決めたのですが、間に合いませんでした。他のオンライン書店を見ると、セブンアンドワイもやはり在庫切れ、楽天はまだ残っているようです。

◇お待たせ致しました。4月12日の麻生総理の講演動画を掲載、公開致します。但し、前にも書きましたが、後援会会員（後援会フォーラムに書き込める方）のみしかご視聴頂けませんので、ご了承のほどよろしくお願い致します。

【平成２２年４月１２日　三橋貴明後援会　勉強会　麻生太郎先生　講演動画】

　当日、現地にお越し頂いた皆さまは、ご感想などを問う動画のトピック（↓）に書き込んで頂きますと、大変嬉しく存じます。　【4/12の勉強会　麻生太郎先生講演動画】

◇先日の日本論語研究会における、小泉進次郎先生の講演の動画がアップされました。この方はスピーチが驚異的に巧いので、わたくしも随分と参考にさせて頂いております。

【日本論語研究会　小泉進次郎講師（ハイライト）】

◇◇◇イベントのお知らせ◇◇◇

◇４月２２日（木）は仙台に行きます。詳しくはこちら。

※入場無料の講演会もございます。今度は夕方なので、先日の大阪（金曜日２時！）よりはお越しになりやすいかと。

◇４月２５日（日）、２６日（月）は熊本に行きます。詳しくはこちら。

※三橋、渡邉、廣宮の三名が揃ったコスプレ政治パーティを開催するとか、何とか・・・・

◇４月３０日（金）　福岡に行きます。詳しくはこちら。

※福岡は天神などにおける街頭演説会がメインですね。

◇５月1日（土）、横浜でイベントがあります。詳しくはこちら。

※昨日も書いたけど、猫カフェって何だぁ～っっっ！！？？

『「2ちゃんねらー出身作家」が変える選挙戦　人気沸騰、あの「三橋イベント」ハシゴしました！

　◆赤髪のお兄さんの手に「自民党」ののぼりが
　まずは、4月3日の街頭演説会。場所は、アニメなど「日本のポップカルチャーの聖地」秋葉原駅そばです。
　著名な作家・経済評論家となった今も、時折カラオケでアニメソングを歌いまくるという三橋氏。人一倍「アキバ」への思い入れが強いのでしょう、事務所も付近の格安レンタルオフィスに構え、まさに「ホームグラウンド」での政治活動というわけです。
　私は新聞社で政治部取材の経験もあるので、政治家の街頭演説は見慣れた方だと思います。参院選候補の演説ともなれば、支援団体の動員がかかり、観衆は「いかにも連れてこられました」感いっぱいの中高年が7割、というのが相場です。
　しかし、今回、演説会場でまず目に入ったのは寒風吹きすさぶ中、ミニスカでコスプレを決めるお姉さん！　おお、茶髪というより赤髪のお兄さんは「自民党」ののぼりを手にしています。

　◆イベント告知手段はほぼネットだけ
　その後も一見、「政治に興味なんてあるの？」と突っ込みたくなるような若者らがぞくぞくと集まってきました。主催者発表で、その数500人。
　支援団体が一切ない三橋氏のイベント告知手段はほぼネットだけです。聴衆に話しかけてみたところ、「ナマ三橋」を求め、はるばる北海道から駆けつけたという人もいました。同行した私の妻（元政治記者）は一言「すごいね」。（中略）

「競争が激しいところで戦っても消耗戦になるだけ。新たな市場を見つけ、ほかと差別化するだけの能力を身につけ、市場のニーズを満たすよう努力することだと思います」

　「ネット選挙」を先取りし、無党派層やこれまで選挙にすら行かなかった層の取り込みに狙いを定める三橋氏。ネット世界の厳しさを知り尽くし、フロントランナーとしての自負もにじむこの言葉をかみ締めながら、会場を後にしました。』

　日経ビジネスに（雑誌版、オンライン版双方）、随分と好意的に三橋を取り上げていただきました。　
　あ、（中略）の部分は、日経ＢＰの会員登録（無料）をすれば、読めます。（雑誌版も全文掲載されています）

　わたくしは今回の政治活動において、主に以下の二つをキーワードにマーケティングを展開しています。

◆ブルーオーシャン
◆マーケットイン

　ブルーオーシャンについては、これまでに散々取り上げたので、説明は不要でしょうが、忘れてしまった方々は以下をご再読下さい。

『ブルー・オーシャン２　http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-10453540574.html 』
『ブルー・オーシャン　http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-10244613258.html 』
　
　なぜか「ブルー・オーシャン」のエントリーの文字が小さくなっちゃっていますが、読みにくい人は「コントロールキー」と「＋」キーを同時に押してくださいね。

　さて、マーケットインですが、簡単に定義すると、
「市場の顧客やユーザーの要望や要求、それにニーズを理解した上で、ユーザーが求めるものを提供するマーケティング」
　となります。
「そんなの、当たり前だろ」
　と言いたくなるでしょうし、普通の業界にとっては確かに当たり前です。ところが、日本にはこのマーケットインが実践されていないどころか、そもそもこんなマーケティング概念を誰も知らない「業界」が二つ、存在するのです。すなわち、政治とマスコミ（特にテレビ）です。

　特に、政治家の政治活動における「顧客不在」は絶望的なまでに酷く、誰もが特定の業界団体頼み、かつマスコミに脅えた政治活動しかしていません。少なくとも、わたくしにはそのように見えます。
「国民のために！」
　などと奇麗事をマスコミの前で話しながら、選挙は支持団体頼み、などという政治家が実に多いわけです。結果が、今の惨状です。

　と言うわけで、未だに試行錯誤段階ではありますが、マーケットインに基づいた政治活動を実践してみたいと考えたわけです。
　例えば、後援会の動画や新聞などは、各担当者が可能な限り「顧客視点」に基づいて製作するように徹底しています。と言いますか、動画担当（わたくし）も新聞の編集長（幹事長）も、元々ビジネスマンなので、普通に「顧客視点」を考えるわけです。

　どれほど政策が正しかろうとも、それがユーザーニーズを満たすものでなければ、あるいはユーザーに届けるチャネル（マスコミなど）がなければ、何の役にも立ちません。
　わたくしはこの種の「正しい製品だから、売れるはずだ！」「正しい言論だから、社会に受け入れられるはずだ！」などという、傲慢な思い込みが好きではありません。現実には、世界最高の品質を誇り、世界で最も安価な製品であろうとも、マーケティングに失敗すれば売れません。言論にしても同じです。

　要は「いい製品を作った」「いい言論を公表する」時点で思考停止しているわけで、
「そもそもの目的は『いい製品を作ること』でもなければ、『いい言論を公表する』ことでもないでしょう！」
　と、力の限り叫びたくなるのです。

　目的とはそれぞれの人や企業で違うのでしょうが、企業であれば売上なり利益を伸ばすこと、言論人であれば社会をより良い方向に変えることだったりするわけです。その達成がおぼつかないくせに、「正しい言説は、いずれ世の中に受け入れられるはずだ」などとやっている人が多いから、本気で頭が痛くなってくるわけです。
　マーケティング無しで、正しい言説とやらが社会に受け入れられるはずはありません。世の中はそれほど甘くはないのです。
　
　というわけで、本格的なマーケットインを政治活動に持ち込んだ、恐らく日本政治史上初の事例となる、わたくし達のチャレンジに、是非、ご注目下さい。　